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周南自動運転の乗客が、4週間で延べ2,000人を達成しました。

11月1日から実証を開始した周南自動運転EVバス実証ですが、ちょうど2週間の11月14日に延べ1,000人を達成したところです。

この1,000人と同じペースで、ちょうど4週間の11/28に延べ2,000人を達成しました。

実証開始直後のような勢いで予約が入っているわけでもなく、乗車をお断りしないといけないような行列ができているわけでもないため、ペースが落ちたのかな?と思っていたところです。
厳密に言うと、最初の2週間のうち、車両メンテナンスや大雨の影響で約2日間は運休でしたので、1,000人→2,000人のペースは、最初の1,000人達成時より、やや遅れています。
が、引き続き、多くの皆さんに乗車いただいたことで達成できました。ありがとうございます。

最近は、予約した方が優先乗車できる平日の曜日(水・木・金曜日)は、事前予約数は少ないのですが、予約せずに乗車される方が多くなってきているようです。
実証開始直後は、是非とも乗車してみたいという方が集中して乗車されていましたが、徐々に、その動きも落ち着きつつあり、実証開始直後とは違う傾向になってきているようですので、きちんとデータで分析してお示ししていきたいと考えています。

実証期間の50日間のうち、約3/5(30日間)が経過していますが、引き続き、最終日(12/20)まで、多くの方に御利用いただき、御意見をいただきたいです。

さて、それでは、ちょうど2,000人目になられたお客様にインタビューさせていただきましたので、御紹介します。

沖真奈美さんと碧葉くん(6歳)です。

写真撮影にも快く応じてくれました

ーーー自動運転バスに乗車したきっかけは?

義理の姉から、自動運転バスに子供を乗せに行くという話を教えてもらって、私も乗りたいなと思ったんですよ。

今日は、これに乗るのが目的で来きました。動物園にも行けるからちょうどいいなと。
13時の便で駅から動物園に行って、動物園を楽しんできました。
自動運転バスに乗る方が主な目的ですね。

ーーーゴールデンコースを御体験いただき、ありがとうございます。今日は、どちらからいらしたのですか?

岩国市からです。

ーーーえ?わざわざ岩国市から来られたんですか?本当にありがとうございます。じゃあ、周りの方は、まだ乗られた方が少ないのではないでしょうか?

そうですね。周りにはいないと思います。
碧葉も、保育園で一番になるんじゃないかな?

ーーーそうなんですね。じゃあ、碧葉くん、保育園で自動運転バスに乗ったよ~と、自慢してね。乗車してみてどうでしたか?危険や不安は感じましたか?

いえいえ、そんな場面は全然なかったです。
むしろ、ゆっくりなんでとても安全だなと思いました。

ーーー沖さんが車を運転していて、前がこの自動運転バスだったらどうでしょうか?

そうですね、2車線の区間だったら全然問題ないと思います。1車線の区間で、ずっと前でノロノロ走られると、ちょっと辛いかもですね。

ーーー御意見ありがとうございます。そうですね、ルートについてはもうちょっと工夫が必要かもしれませんね。

それと、今のプログラムが、青信号でも交差点で一旦停止すると聞いたので、後ろを運転していたら注意が必要ですね。

ーーーはい、そこの部分は、今はオペレーターが手動で操作する場面もあるのですが、ルートが決まれば、来年度にも、次のステップとして信号と連携させて解消していくつもりです。

そっかそっか、さっき、そういうお話を聞きました。それなら安全ですね。

ーーーこの車両が、今後、無人で走行するようになったらと想像したらどうですか?

やっぱり少し不安はありますね。こっち(自動運転バス)に要因がなくても、他の車にぶつけられるっていうことがあるかもしれないので、そういうときにどうなのかな、というのは心配ですね。

ーーーそうですね、そこの心理的なハードルはまだまだあるかもしれませんね。運転が完全自動になっても、無人になるというところでもう一つ壁があるのかもしれません。

ーーー最後に、まだ乗車されていない方に向けて、一言いただけますか?

近場で自動運転バスに乗れる機会がなかなかないと思うので、是非乗ってみてください。
少し近未来を体験した感覚で面白かったです。

ーーーありがとうございました。また乗車しに来てください。

はい。今度は、かわいくラッピングしてあると良いですね。いろんな色があって、今日はこの色だ、とかなったら面白いかなと思います。

ーーーなるほど、ラッピングは本格的に導入するときには是非やりたいと思っていたのですが、デザインを変えるというのは面白いですね。その前に、バスが何台か必要になりますけど(笑)

とても明るい親子さんで、乗車+動物園を非常に楽しんでいただけたようでうれしいです。
急な依頼でしたが、インタビューもさせていただきありがとうございました!

たくさんグッズもお渡しして、喜んでいただけました。

残る期間、3,000人達成を目指して頑張っていきます。
引き続き、自動運転EVバス実証の応援を、よろしくお願いします。

時速20kmの理由や、右左折の仕組みなど、自動運転EVバスの気になるアレコレをまとめた記事はこちら ↓
※沖さんのインタビューの中にあった信号との連携については、「どうやって右左折しているの?」という記事の中で解説しています。

実証の目的や関連イベントなど、今回の実証に関する詳細情報をまとめた記事はこちら ↓
※沖さんへのインタビューや、イベントの実施状況等については、こちらにまとめています。