「Y-Cloud」セミナー~機械学習編~を開催しました
「デジテック for YAMAGUCHI」運営事務局 兼 「Y-BASE」スタッフのハラマルです。最近、また気温が下がり寒くなってきましたね。お腹が丸い私は寒さに鈍感になっていますが、子供たちは朝、布団からでなくなってしまい、毎朝、起こすのにバトルが発生してしまいます。先日の、親子プログラミング体験で講師の方が「近い将来実現するよ~」と子供たちに話していたお節介ロボットに、代わりに起こしてほしいなぁと思う今日この頃です。
さて、今回は、11月11日(木曜日)に開催した「Y-Cloud」セミナー ~機械学習編~について御報告します。これも、やまぐちDX推進拠点「Y-BASE」の開設に合わせ、DXへの興味喚起や、Y-BASEの認知度向上・来所機会創出などを目的として開催する「やまぐちデジタルマンスリー」企画として実施しました。
平日の勤務時間内という設定のため、仕事としては参加しやすい一方、個人的に参加する時間帯としては難しいので、どれくらい参加いただけるか不安でしたが、現地参加は定員の15名にご予約いただき(当日は1名の方がご欠席)ありがとうございました。また、オンラインからもご参加いただきました。回答頂いたアンケートを基に、今後の開催時間帯についても考えていきたいと思います。
前半は、「Y-BASE」のクラウド環境「Y-Cloud」の概要を紹介させていただきました。これについては、別に詳しく記事を掲載予定ですので、そちらをご覧いただけると幸いです。
後半は、いよいよ機械学習ツールの演習です。今回は、「SPSS」というツールを使ったのですが、この特徴は、データの「入力」、不要なデータを削除・抽出したり、二つの要素を組み合わせる(結合させる)などの「データ加工」、データの傾向を把握するために様々なグラフ等が作成できる「視覚化」、データからパターンを発見し、予測・分類などが行える「モデル作成」などの作業できます。しかも、プログラムを書かずにアイコンをクリックして実施できるということです。
そして、このモデル作成、たくさんのパターンがあるのですが、この違いを理解するのにも時間がかかりますし、どれを選べばよいのか悩みますね。
が、なんと、AIが自動作成してサポートしてくれるんです!それによって、自分では思いつかなかった新たな発見・気づきを得ることができるかもしれません。
こうした、データを活用した分析・機械学習で、某企業さんでは顧客に合ったサービスを提供できるようになり、売り上げがアップしたということです。自分が客という立場になったと考えると、自分に合ったサービスを提案してもらえるようになり、満足度が向上したということですね。
うーん、これを聞くと、自分が持っているデータでいろいろやってみたくなりますね。演習では、小売店の売り上げデータから、お菓子・ワインの購入予測モデルの作成を体験しました。
ここで反省点なのですが、今回、実際にツールを操作してもらいながら、こうした気づき体験などをしていただこうと企画していたのですが、機能や操作方法の説明ばかりになってしまい、ご満足いただけなかったかもしれません。もっと皆さんにいろいろと触って頂けるような内容の方が良かったと思いますので、次回に反映したいと思います。
ちなみに、次回は、11月17日(水曜日)に「ローコードアプリ開発編」を予定していますので、是非、ご参加いただければと思います。
また、今回のセミナーの様子は、後日、Y-BASEのYouTubeにアップ予定ですので、興味はあったが受講できなかった、という方は、そちらをご視聴ください。(11/17追記:YouTubeにアップしましたので下に掲載します)
今回は、一つのツールを事例にご説明しましたが、こうした、データを活用した顧客分析や行動予測などが、やまぐちDX推進拠点「Y-BASE」で実現できます。データをお持ちの方は、相談の際に、「こんなデータがあってこういうことをしたいんだけど?」とご相談ください。データをお持ちでいない方も、「こういうことをしたいけれど、どこでどういう風にデータを集めたらいいだろうか?」とご相談いただければ、DXコンサルタントがご一緒に考えさせていただきます。
決して敷居は高くありませんので、お気軽にやまぐちDX推進拠点「Y-BASE」にご相談いただけると幸いです。