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社内研修を企画して気づいた「現場目線の大切さ」
皆さんこんにちは。デジタリアンです。4回目の投稿になります。
社内研修を企画する際、最も重要だと実感したのは「現場目線を忘れないこと」でした。研修を成功させるためには、単に教科書的な内容を詰め込むだけでは不十分で、受講者が「これなら自分の仕事に役立つ!」と思える内容でなければなりません。今回は、私が研修企画を通じて学んだ「現場目線」の重要性と、それをどう取り入れたかをお話しします。
現場から遠い研修ほど効果が薄い
最初に研修企画を任されたとき、私は「理論をしっかり学べば現場で応用できるはず」と考えていました。そのため、業界のベストプラクティスや最新理論を中心にがちがちな内容を組み立てました。しかし、実際に研修を実施してみると、参加者からはこんな声が上がりました。
「現場ではこんなケースは少ない」
「理論は理解できるけど、実務でどう使うのかわからない」
このフィードバックを受け、研修内容が現場の実態とかけ離れていることに気づきました。
現場目線を取り入れる工夫
この経験から、次に企画した研修では「現場目線」を最優先に考えました。具体的には以下の3つの工夫を取り入れました。
1. 現場の声を直接ヒアリング
研修対象者に事前アンケートを実施し、業務で抱えている課題や改善したい点を収集しました。これにより、研修内容を現場のニーズに合わせることができました。
2. 具体的な事例を活用
業務で実際に発生した問題や成功事例をもとにケーススタディを作成しました。これにより、受講者が自分事として学べる場を提供しました。
3. 現場に即した演習形式
理論だけでなく、現場の作業環境を再現した演習を取り入れました。例えば、ITツールの使い方を学ぶ研修では、実際にツールを操作してもらい、即実践できるスキルを身につけてもらいました。
研修後の変化
こうした取り組みの結果、研修後には「仕事にすぐ役立つ内容だった」「現場の課題が解決できそう」という声が多く寄せられました。さらに、研修後に業務改善が報告されるケースも増え、現場と研修内容がしっかりリンクしていることを実感しました。
現場目線の重要性を改めて考える
社内研修は、単なる知識の詰め込みではなく、現場での実践を支援するためのものです。そのためには、「現場の実態を知り、寄り添う姿勢」が欠かせません。この経験を通じて、私は現場目線の重要性を改めて学びました。そして、それは研修だけでなく、あらゆる業務においても重要な視点だと感じています。