ITの話
こんばんは。おせんべいです。
今日は大前提としてのITを何となく理解してちょっと位知っておいた方が良いかも、と言うお話です。
IT、IT系と言う単語は割と一般的な用語として定着してきたと思うんですが、じゃあ、何がITなのかと言うとざっくりふんわりした理解になる人が殆どかと思います。
ぶっちゃけるとそれで全然問題無いですし、ITに関連したお仕事をするのでも無い限りあんまり詳しく無くても生きていくのに支障は無いです。2021年の時点では、と注釈が付きますが。
ざっくりとした括りになりますが、今60代以上の方は正直理解しなくてもたぶん逃げきれます。
50代位の方はふんわりでも理解はあった方が良いと思いますし、役職者なり自営業なりでまだまだこれから昇進もあるような方であればある程度の理解は必要じゃないかと思います。
40代以下の方は職種にもよりますが業種としてはどこでも必須になると思われます。
30代以下の場合は更に理解してないと不利益があると思われますし、20代以下の方は普通に生きていくにもある程度の理解が無いと厳しい状態になるんじゃないかな、と予測しています。
もちろん、絶対にそうなる、と言う訳じゃないですが、コンピュータが社会に組み込まれていく様子を見て来た人間からすると10年後20年後を考えると、解りません、とか、詳しくないので、が通用しなくなる時が来るんじゃないかなと思っています。
その前に、知識が無くても子供でも当たり前に使える世の中になるかもしれないとも思っていますが、知らない事が不利益に繋がりやすい世界に変わる事は否定する方は少ないんじゃないでしょうか。
そんなITですが、じゃあ一体何のことなのか。ITの何を知ってれば良いのか。
IT、これは InformationTechnology の略で日本語では情報技術と訳されます。
皆さんが使うパソコンやスマホはIT機器ですし、インターネットはITインフラなんて呼ばれたりします。
辞書を引くと「ITとは情報を取得したり加工したり保存したり伝えたりする科学技術の事で主に電気や電子、電磁的な科学法則を利用した技術の事」なんて書いてあります。
要するに情報をコンピュータを介して取り扱う事の総称で、計算も販売も設計も音楽もコンピュータ上でやるならITって事になります。
で、結局何を覚えたら良いの? って事になると、2021年の時点では、コンピュータ系エンジニアになる訳じゃないよって人の場合だとパソコン、スマホ、インターネットの安全な使い方が解ってたら良いよって事になります。
それは今でも使えてるし、何だよ当たり前の事しか言ってないじゃん。何なら周りからしたら割と知ってる方だし使いこなせてる方だし。と思ったそこのあなた。
その使えてるって、ExcelとWordとoutlook、zoomが使えて、社内システムも特にそんなに困らず使えてるし、LINEしてTwitterしてInstagramして検索とか動画とか出来て困ってない、って事じゃないですか?
それ、本当に「安全に使えて」ますか?
今迄はそれで問題無かったんだと思いますし、ある程度自分で調べたりして出来てる方も居て、完全じゃないけど割と使えてると自己分析してる方も多いと思います。
ここで残念なお話になりますが、これから先必要になるIT、そのレベルだと厳しいです。
それは何故か。
これから先必要になるであろうITの知識には「セキュリティ」が含まれるからです。ITを安全に使う為にはセキュリティの知識は必須です。これはとりあえず使えてるレベルだと、ありとあらゆる所でITが使われるようになった時、ITを使った犯罪から身を守る事が出来なくなります。
今困ってないのに何でそんな事言われないといけないんだよ、と思った方。その通りです。
今は特に困ってもいないし問題でも無いのに、日々アップデートして新しい技術や知識を増やさないと5年後10年後に困った事になる技術。それがITです。
具体的に言うと、今のままふんわりと業務と人間関係に必要な事だけとりあえず使えてる状態のまま、10年20年過ごすと、業務そのものは別に特筆する程出来ない訳じゃないのにIT知識が根本的に足りてなくて若手にお荷物扱いされる事になります。
そうです。今、このnoteをちょっと興味本位で開いて見て下さったあなたが、会社で「ホント困るよな、今時zoomも使いこなせないとか、スマホも持ってるだけだしさ、うちの会社ちょっとヤバいんじゃないの? 今のうちに転職しようかなぁ」と思ったりするお相手、それが未来のご自身の姿になります。
考えてみてください。
10年後、今12、3歳位、ちょうど中学校に入る年齢の子供たちが新人社員で入ってきますが、今は小学校、中学校で最低限のパソコンの操作、場合によってはもっと高度な開発やプログラミングの授業があります。
義務教育でITの資格試験に出てくるようなレベルの基礎知識を、そして高校、大学では、2021年現在のIT企業の新人教育程度の知識を学んできます。学校で、です。
20年後には、もっと進化して今最先端の技術の基本位は義務教育で教わる可能性すらあります。
そうなると、今小学生や中学生の子供たちが社会に出るその時には、仕事や生活でその位は知ってて当然なITの知識や技術は、今とは比べものにならないレベルになってしまう事だって妄想とは言い切れない。
そう思いませんか?
まさか、そんなバカな。そう思った方は是非、下のリンクから文部科学省が公開している、学校で使う用のリーフレットを覗いてみてください。特に中学校。
びっくりする位本格的です。
教育の情報化の推進
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/index.htm
もちろん、学校で習うからと言って全員が全員エンジニア級と言う訳にはいかないと思いますが、PCを使えるのは専門家だけだった時代からまだ30年程度。スマホが登場してからだって20年は経っていませんが、PCやスマホがある程度使える事は前提として社会は動いています。
そして、その知識の有る、無いで既に損する事得する事がありますよね。
2021年の今でももう便利に生活するのにちょっとした知識は必要になっています。
そう考えると、今は良くても未来はどうなるか解らない。そうは思いませんか?
効率化のツールの一つであったITが、生活に必須になっていく今だからこそ、エンジニアでない方も何ならITとか良く解らないと思ってる方も、ちょっとでも理解を深めて、IT使いこなして欲しいなと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回以降も出来るだけ専門用語を使わずお話出来たらと思っているので、気になるネタがあったらお読みいただけると嬉しいです。
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