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リテールDX事業本部ってなに?

今回はHR室の五十嵐が、DIGITALIOの「リテールDX事業本部」という部署はどのような取り組みをしているのかについてインタビューをしてきました!
ぜひご一読ください。

1.自己紹介

ーまずは自己紹介をお願いします。

今井さん

今井:今井悠介です。現在はDIGITALIOのリテールDX事業本部の管轄役員兼小売事業者向けにDX支援事業を展開する「デジクル 」と給料前払いサービス「Remone」の責任者を務めています。


小寺さん

小寺:小寺暁久です。2017年に新卒で入社し、今年で6年目です。以前はポイントメディアやデジタルギフトのチームでプロダクト開発を担当していましたが、新規事業に挑戦したくてリテールDX事業部に1人目のエンジニアとして異動しました。
現在は小売企業の課題解決のシステム開発、支援などを行っています。

2.リテールDX事業本部とは

ー主にどんな仕事をする場所なのですか?
小売業向けに自社ソリューションの提供、またオウンドアプリやLINEミニアプリの企画・開発・運用支援をワンストップで行うことで、小売業のDX支援をしています。

これまでに提供したサービス
・石川県で展開する「スーパーマーケットどんたく」の会員向けネイティブアプリ
アプリを通じてポイントやクーポンを利用することができ、より便利にお買い物ができるサービスを提供
▼ どんたく公式アプリ
App Store :https://apps.apple.com/jp/app/id1608132873
Google Play :https://play.google.com/store/apps/details?id=com.digiclueapp.dontaku.android

・100円ショップ「DAISO」の販促キャンペーン機能搭載のLINEミニアプリ
LINEミニアプリを活用し、お買い物金額に応じた販促キャンペーンのデジタル化を支援
▼「ダイソー」公式LINEミニアプリ
https://liff.line.me/1656571771-Lqp63kpK?utm_campaign=daiso&utm_source=digiclue&utm_medium=news&utm_content=release

・九州を中心にドラックストア・調剤薬局を展開する「新生堂薬局」の処方箋送信・会員証機能搭載のLINEミニアプリ
ポイントや電子マネーを利用できるLINEミニアプリを提供
調剤部門向けのLINEの活用により、処方箋を事前に受け付けて薬の調剤・処方を早くすることも可能に
▼ 新生堂薬局取り組み参考記事
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000088500.html

ーどんな時にやりがいを感じますか?
小寺:街中で自分たちが手掛けたプロダクトに触れる機会があり、自分自身が一人のユーザーとしてそのサービスを実際に使うことができるというところが何事にもかえがたいリテールDXならではのやりがいだと感じます。

今井:新しいメンバーが入った時には、街に出て実際に店舗で提供されているお客様向けサービスを体験する「小売体験ツアー」を開催しています。
DIGITALIOのチームで関わったアプリだけでなく、他社が提供するサービスを実際に体験することで「こんな風に改善できそう」「このお店の告知の方法・ご案内が良かった」など新しい視点を持つことができます。
日々の生活や街の中で自分たちが手掛けたサービスに触れていけるところは大きな魅力だと感じています。

ー開発を進めていくうえで、どのようなところが大変でしたか?
小寺:小売企業のカスタマーサクセスにつながるサービスを提供するため、いかに都度発生する開発工数やドメイン知識を抑えて自社プロダクトの成長として繋げていくのかが大変でしたね。

それぞれの顧客に合ったサービスを提供するスタンスだからこその大変さがあるのですね。

ー今井さんにお聞きします。色々な人をまとめていく立場として、意識していることはありますか?
今井:私は「メンバーそれぞれが自発的に考え行動することにより事業が成長していくこと」が事業を成長させる上で最善の環境だと考えています。リテールDX事業本部には自主的・自発的に事業に向き合い、オーナーシップを持って働くメンバーがとても多いので、彼らの意思を最大限尊重できるよう目指す方向・目標や今取り組んでいることに対する認識のすり合わせは丁寧に行っています。 また、在宅勤務の人の割合も多いので、四半期に一度集中討議をオフラインで行ったり、その後親睦を深める機会を設けたりなど、チームメンバー同士の関係を良好に保つことも大切にしています。

チームの中でも在宅とリモートのハイブリットワークが取り入れられているのですね。
今井:そうですね。雇用形態も様々で、副業の方もいればプロジェクト単位でご一緒させていただいているパートナー企業の方もいます。地方や海外に住んでいるメンバーもいるので、そういう人も含めて一緒に事業を作り上げています。

ー小寺さん的にもチームで働きやすいと感じることは多いですか?
小寺:多いです。
セールスやエンジニアという職種を超えて連携がスムーズに取れているので働きやすいです。例えばデジクルでは、毎日夕方にその日の商談内容を共有する自由参加型の会議を実施しており、リアルタイムでサービス導入先のお客様の声を聞ける機会になっています。実際に、商談日の夕会で共有を受けた内容をプロダクトに反映させたこともあります。
このように仕組みとして職種を超えたコミュニケーションを促進する機会を設けているため、コラボレーションが生まれやすい環境だと思います。

3.DIGITALIOならではの良さ

今井:各メンバーが事業部を超えて気軽にコミュニケーションできる風土があるところはDIGITALIOならではの良さだと感じます。DIGITALIOやCARTA HOLDINGSでは、「ヒトノワラリー」という社内交流を促す制度を設けており、グループ内でも役職や事業部を超えてメンバーが自発的にコミュニケーションを行うことで思いもよらぬコラボレーションが偶発的に生まれています。PRやマーケティングの成功例や課題を事業部間でシェアすることで、取り組みを前に進めることができたこともありました。

小寺:私も普段からDIGITALIO社内のエンジニア同士で話をして、「こういう悩みがあるんだけどどうしてる?」「うちの事業部ではこういう設計にしてるよ」というやり取りはしています。

ーDIGITALIOには「エンジニアの壁」がなく、事業部や職種関係なくコミュニケーションを取っているように感じるのですが、その点に関してはいかがですか?
今井:リテール事業部には営業、開発、マーケティング、PRなど色んな職種の人がいます。業務上もエンジニアに限らず部門や職種をまたいだ連携が重要なので、それぞれが互いにコミュニケーションを取りながら一つの事業・サービスを作り上げている感覚です。ワンチームで課題解決に向かえるように意図したコミュニケーション設計をしていますが、最終的には各メンバー自身が主体的に事業に取り組んでいるからこそできている状態だと思っています。

ー今後のリテールDXをどうしていきたいですか?
今井:新型コロナウイルス感染症の拡大をきっかけに加速したリテールDXの領域は、「変革のタイミング」を迎えています。そのようなタイミングで大きなチャレンジができることを大変嬉しく思いますし、私たちの提供するサービスを通して小売業界の成長をサポートできるよう取り組みたいですね。

4.これから中途で入社される方へメッセージ

小寺:「小売」と一口に言っても、お客様によって課題は異なります。また、「客単価を上げたい」や「来店頻度を増やしたい」などの要望に対する解決方法もさまざまです。プロダクト開発とともに、多種多様の課題解決に共に取り組んでくれる方がチームに加わってくれるととても嬉しいです!

今井:100年ほど前、流通小売業においてセルフサービス方式が世の中に定着しました。テクノロジーの発展やデジタルサービスの浸透、そして新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う生活習慣の変化をきっかけに、100年ぶりのお買い物体験変革のタイミングだと考えています。世の中を、小売体験を、前進させる事業を一緒に作っていきましょう!