「ヒトの可能性を証明する」DIGITALIFT × meyco グループインの裏側
戸部です。
DIGITALIFT人事の戸部祐理です。
今日は、先日グループインした「meyco」のメンバーを取材してきてほしいと言われ、朝の8時に渋谷に呼び出されたと思ったら、いきなりマイクを持たされました。
周囲の視線が刺さり、この表情です。
いつもより朝が早いし、本社がある六本木ではなく渋谷だし、マイクを持たされて写真を撮られるし……。そもそもアドリブに弱いタイプなので、取材とか向いてないんです。
「もっと笑ってほしいです」とフォトグラファーからの指示が飛んでいますが、さすがに勘弁してください。私、2児の母でございます。
これで「まだメンバー来てません」なんて言われたら、普通に拗ねて帰りますからね。
じゃあ、そろそろオフィスに向かいますか。
山本:戸部さん、今日は朝早くからご足労いただきすみません!
戸部:(……さっ、爽やか)いいのよ、ぜんぜん。私、朝は強いタイプだし、渋谷も好きだし、ぜんぜんいいのよ。
山本:メンバー一同、戸部さんのご来社を楽しみにお待ちしておりました!
戸部:やだ、張り切っちゃうんだから。
戸部:(ちょっと気になることはありますが)さっそく、取材スタートです。
マーケティングエージェンシー・meycoを大解剖
戸部:改めまして、今日はよろしくお願いします。meycoは今年の1月31日にDIGITALIFTにグループインしましたが、そもそもどのような事業を行っている会社なのでしょうか?
山本:meycoでは、マーケティングの戦略立案から施策の実行までをワンストップで行うマーケティングパートナー事業を展開しています。
なかでもクリエイティブ領域に強みがあり、クライアントの事業内容に合わせたソリューションを提供できることが、私たちのオリジナリティです。
戸部:DIGITALIFTが掲げる「CdMO」構想とも親和性があり、事業領域も近似していますね!
山本:親和性の高さはDIGITALIFTを選んだ理由の一つで、DIGITALIFTの仕事を間近で見ることができれば、ソリューションの精度を大幅に向上させられると感じていました。
一緒のチームになれば、自分たちだけで事業を展開しているだけでは見えない景色が見られると思えたんです。
meycoはさらなる成長を視野に入れているので、オリジナリティを大切にしながらも、DIGITALIFTのエッセンスを取り入れることで、もっともっと成長角度を上げていきたいと考えています。
戸部:DIGITALIFTも以前、上場企業の子会社でした。そうした背景もあるので、形式上は親会社ですが、先々の挑戦を応援する土壌があると思っています。
山本:応援してもらえていることはすごく感じていて、自分たちのやりたいことを自由にやらせてくれる会社だと分かっていました。
ディールが成立する以前から、代表の百本さん、取締役の鹿熊さんからは「手伝えることはすべて全力でサポートするから、いつでも頼ってください」と言ってもらえていたんです。
実際、現在は僕から連絡する機会が非常に多くって。「ここが分かりません」とか、「ここをもっと詳しく教えてください」とか、日々頼らせていただいていて、meycoの事業がどんどん強くなっていっていることを肌で感じています。
戸部:グループインから丸4ヶ月が経ちましたが、振り返ってみていかがですか?
山本:こうした会社の変化が起こると、メンバーが不安に感じてしまうといったことが起きがちですが、僕は「いいことしかなかった」と感じています。
たった4ヶ月でも売上が向上していますし、カオス状態だったバックオフィスの体制も整ってきました。それでいて、meycoらしさを失わずにいられています。
ただのスタートアップから「会社」になりつつあり、これから見られるであろう新しい景色にメンバー全員がワクワクしているんです。
戸部:meycoのみなさんは仕事に真摯で、クライアントの事業成長に本気だと感じています。その姿はDIGITALIFTのメンバーと重なるところがあり、私たちもすごくワクワクしているんですよ。
山本:meycoのミッションは、「ヒトの可能性の証明」です。ここで言う「ヒト」とは、まずはお客さん、そしてお客さんのクライアント、最後に私たち。この3つの可能性を証明していくことが、僕たちの存在意義です。
だから、「こんぐらいでいいや」と妥協するなんて、ありえないんです。
その姿勢はDIGITALIFTさんも同じだと思っていて、だからこそ多くのお客さんに信頼されているんだと思います。
同じ気持ちで仕事に向き合えているのは、一緒に働くうえでとても気持ちがいいことです。これからも、その気持ちを高めあえたらと思っています。
戸部:お話を聞いていて、本当に心強いパートナーだと思いました。ぜひ、ほかのメンバーの方にもお話をお聞きしたいです。meycoの強みにもなっている、クリエイティブ部門の古山さんはオフィスにいらっしゃいますか?
山本:まだオフィスに来ていなくて、さきほど連絡してみたら、「いま北海道でラーメン食べてる」と返事があって……。今日は戸部さんがインタビューにいらっしゃるとお伝えしていたんですけど(汗)。
戸部:えええ、私、朝の8時から人だかりの中心で写真を撮られていたんですよ。あの時間はなんだったの?
山本:理由は分からないんですけど、とにかくすみません(汗)。先に、COOの松橋を紹介しますね。
松橋:古山の件、本当にすみません。ラーメン食べ終わるまで、僕が話しますね。
僕はもともと、新卒から広告運用をメインに仕事をしてきました。それはそれで充実していたのですが、やはり「マーケティング支援の一部しかできない」というジレンマはあって、いつかは事業そのものを支援する仕事に就きたいと思っていたんです。
新しいステップを目指して転職活動をした結果、いくつか内定をいただき、実はmeyco以外の会社に入社する予定でした。
ただ、もともと親交のあった山本と話をしていたときに、meycoの可能性にかけたくなってしまって……。最終的には、内定を辞退してmeycoのメンバーになりました。
戸部:具体的には、どんなところに魅力を感じたのでしょうか?
松橋:土地勘のある事業領域だったので、出せるバリューが大きかったという理由もありますが、最終的にはミッションですね。
「ヒトの可能性の証明」を実現するには、お客さんに寄り添って、しっかりと事業を成長させる必要があります。つまり、「これだけやればOK」という線引きがないんです。それは大変なことでもありますが、前職時代に感じたジレンマを払拭できる仕事でもあります。
ここでミッションの実現に向かって努力し続けられれば、僕の理想的な働き方ができるし、それでいてお客さんも幸せになれる。その幸福なサイクルのなかで働けることが、最終的な入社の理由になりました。
戸部:とっても素敵です……。グループインを受けて、気持ちの変化はありましたか?
松橋:meycoの提供できる価値を大きくしていくことが重要だと思っているので、その選択肢としてグループの一員になったことには違和感がありません。これから一緒に頑張っていきたいと思っています。
ただ、やがてDIGITALIFTを超えたいという野望を持っています。「こいつらやるな」と思ってもらえなければ、グループの一員になった意味がないと思うので、良きパートナーでありながら、良きライバルとして切磋琢磨していきたいですね。
戸部:そう言ってもらえると、私たちも背筋が伸びます。お互いを支えながら、一社だけでは実現できなかった成長を描けたら最高ですね。
松橋:あ、古山がラーメン食べ終わったみたいです。オンラインのミーティングがつながってます!
戸部:古山さん、おつかれさまです。取材の予定をすっぽかして、北海道で食べるラーメン、美味しかったですか?
古山:すみません……いや、大変申し訳ございませんでした。そういえば、取材があると聞いていた気がするのですが、日程を失念しておりまして、ただいま北海道におります。プライベートではなく、出張です。ラーメンはとっても、美味しかったですね(汗)。
戸部:うそうそ、怒ってないですよ。今日はmeycoのこと、古山さんのことをお聞きしたくてお時間をいただいきました。
古山:なにから話せばよろしいでしょうか……。
戸部:まずは、自己紹介をお願いします。
古山:改めまして、meycoのクリエイティブ事業部を統括している古山です。
僕はもともとエンジニアだったのですが、meycoのメンバーになり、門外漢ながらデザインの案件を担当したところ、思いのほか納得のいく仕上がりになったことで、クリエイティブ事業部を立ち上げることになりました。
以来、デザイナーにジョブチェンジして、現在のポジションに就いています。
戸部:「古山さんのセンスがmeycoの強みになっている」ってことで合ってますか?
古山:そうは言いませんが(苦笑)、しっかりトレンドを押さえること、そしてお客さんのニーズを的確に把握することに真摯に向き合っていたら、結果的にアウトプットを評価していただけるようになったんです。いつのまにか、クリエイティブが「強みだ」と誇れるクオリティになっていました。
クリエイティブ部門の正社員は私だけですが、案件をサポートしてくださる“凄腕フリーランス”の方々のネットワークもあり、組織としての再現性も持っています。
戸部:meycoのクリエイティブを、ぜひDIGITALIFTにも実装してほしいです!
古山:これから連携を深めていきたいですね!meycoとしても、DIGITALIFTさんのノウハウを提供していただくことで、ソリューションに厚みが出ていくはず。お互いの強みを生かし合って、自社だけでは実現できなかった成長を描いていきましょう。
「ぶっちゃけどうなの?」meycoメンバーが見るDIGITALIFT
戸部:メンバーの方にも、ぜひお話を伺いたいです。山本社長はグループインを「いいことしかない」と言っていましたが、実際のところどうなのでしょうか?
永井:本音を話すと、最初は少し戸惑いました(笑)。
でも、DIGITALIFTさんの力を借りれば、僕らだけでは受注できなかった規模の案件を手がけることもできます。meycoにとって非常に前向きなことですし、それによって僕のキャリアにも広がりが出るはずです。
今回のグループインは、そうしたポジティブな要素がたくさんあったので、今はすごくいい選択だったと感じています。
宮本:僕もグループインはポジティブな選択だったと思っています。
そもそもmeycoに入社したのは、手を動かすだけでなく、戦略構築から事業に携わりたかったからです。それをこれまでよりも大きな規模感でできる未来には、当然ワクワクしています。
また、永井が言うように、手がける事業の幅はキャリアの幅に直結するので、僕自身が成長していけることにも期待を持っています。
永井:小さな会社だと、例えば業界歴の長い人なら一瞬で解ける問いに、数日をかけなければいけないこともあります。そうした時間が蓄積すると、お客さんに迷惑をかけてしまいますし、個人のキャリアとしてもムダな時間を過ごすことになる。
でも、各ジャンルにプロフェッショナルが在籍しているDIGITALIFTのメンバーを頼れば、そうしたことがなくなっていくんですよね。リソースが少ない分、学びよりも日々の業務に忙殺されてしまうことが多々あったので、機会損失を減らせるのはとてもありがたいことだと感じています。
戸部:対等な関係ですから、いつでも頼ってほしいですし、DIGITALIFTという会社を「利用する」ぐらいの気持ちでいてくれたらなと思っています。
宮本:利用するというとアレですが(笑)、「引き出しが増えた」という感覚はあります。
例えば、マーケティングの支援をする際、ソリューションが多い方が提案の幅が広がりますよね。meycoはこれまでSEOの支援を実施してきませんでしたが、DIGITALIFTとのグループ化により、戦略設計からブランディング、広告運用、SEO……とワンストップでのサポートが可能になりました。
グループインという選択肢は、meycoにとっても、個人のキャリアにとってもポジティブな影響を与えてくれたので、これからますますギアを上げて頑張りたいと思っています。
早く行くなら一人で、遠くへ行くならみんなで
(戸部さん、最後に総括をお願いします)
戸部:人混みの中でマイクを持たされたときは、さすがに帰ろうと思いましたが、今日はみなさんのお話が聞けて心底よかったと感じています。
仕事に対する真摯な姿勢、個性あふれるキャラクター、揺るぎないフィロソフィー。どれをとっても、これから一緒に働いていく仲間としてリスペクトしたいです。
共通するカルチャーも多く、これから連携が進んでいけば、「1+1=2」以上の価値を出していけるのではないかと思います。
今度はみんなで、北海道にラーメン食べにいきましょうね。
古山:よろしくお願いします(大汗)。
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