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最終報告会開催!!

こんにちは。NECの高橋です。メンターという役割で#ココこれメンバーの伴走および企画推進をしてまいりました。

9/29に#ココこれのサービス企画検討&試行プログラムの最終報告会を実施しましたので報告します。
#ココこれ立ち上げから最終報告会まで約10ヶ月。
メンバーたちとのワークセッションもDay1〜Day9まで行ってきました。(本当に長かった・・・)
メンバーたちの集大成を少しだけ共有させていただきます。

Fチームは「手ぶらオンデマンドショッピング」

中里さん(富士通Japan)

スマホを使い慣れない高齢者に使い慣れたテレビを介してオンラインで会話しながら買い物できるというアイデア。
特徴的だったのはプレゼンテーションでした。
舞台を大きく使って演劇形式でプロトタイプを実演してくれました。

左から四宮さん(凸版印刷)、小島さん(リコージャパン)、六車さん(香川大学)

欲を言えば、このプロトタイプを実際の高齢者の方に試してもらうなどしてもらいたかったところでした。

Bチームは「出会う・集まる・広がるCoCoWa」

楠さん(STNet)

「なんか、さみしい」という感情に目をつけて、オンラインとオフライン両面でのアプローチをするコミュニケーションプラットフォームのアイデア。
とにかく資料が整っていて大変参考になりました。
実際のアプリケーションイメージをプロトタイピングしていたりもして面白かったです。

辻さん(NEC)

欲を言えば、オンラインプラットフォームだけではない「オフラインもある」という観点が強みなのかなぁと思っていたので、この強み部分に対するプロトタイプとその受容性は確認してみて欲しかったなぁと思いました。

Dチームは「伝統工芸品の課題解決」

古谷さん(三菱電機)

高松市の伝統工芸品が直面している課題をもとに、ユーザーが普段購入している製品や今欲しい製品をアンケートから抽出して、新たな伝統工芸品の製品アイデアを提案するものでした。
作家さんに直接お話を聞いて、アイデアの受容性を確認するなど非常に納得感があるプレゼンでした。

森さん(STNet)

強いていうならば、ニーズを拾い上げる手法がアンケートだけでない方がよりよかったなという点と、新たな製品アイデアを出す仕掛け部分に何かおもしろ石掛けがあってもよかったかもしれません(〇〇✖️〇〇部分)

Cチームは「〜若者から選ばれる高松をつくる〜 移住・定住促進ツール」

竹川さん(NTT西日本)

関東圏に住む若い人の移住先に高松市を選んでもらうためのアイデアとして、働き先と住む場所を一緒に調べられるツールが必要ではないかというアイデア。
さらにペルソナを20代の女性に重きを置いて、その広告塔として「イケメン」を使うというものでした。なんと突飛なアイデアなんだろうと笑ってしまいましたが、可能性としてない話ではないのかなぁとプロトタイプの動画を見て引き込まれてしまいました。。。笑

イケメン役:鶴井さん(NTT西日本)

せっかく作ったプロトタイプや事業アイデアの検証はして欲しかったところです。イケメン広告塔作戦がどの程度受容性があるのかとても興味がありました。笑

Eチームは「地元就職支援高松市で就活/採用始めるなら ジョブマップたかまつ」

三村さん(STNet)

チームメンバー自身が香川大学の大学生2人と社会人1人という構成で、まさに就職活動真っ最中ということもあり、自分自身がペルソナという面白いチームでした。
就活時の「マップ」や企業とのコミュニケーションが可能な「チャット」が地元就職してもらうためには効果があるのではないかというアイデアでした。

細川さん(香川大学)

欲を言えば学生の声をもう少し具体的に聞き取れるとよかったと思いました。目が止まる仕掛けとしてマップ機能一択なのかどうか、この辺りがしっかりと声を聞けると興味深い事実になると思います。

Aチームは「~先生はつらいよ~ 先生 気軽に IT Professional(SKIP)」

尾崎さん(STNet)

最後は教育現場の課題に着目したチームでした。学校関係者にもインタビューをされていてとてもとても課題感が大きいことが理解できました。
さらに類似サービスとの差別化ポイントも整理されていた上に、プレゼンがとても上手で聞いていて納得感のあるアイデアでした。

プロトタイプ検証を踏まえた考察

何よりもとても好印象だったのは、プロトタイプをやって満足ではなく、しっかりと検証し、その結果の考察を踏まえたプレゼンテーションになっていた点でした。「多忙」へのアプローチの深掘は大変興味があるなぁと思います。

結果発表

6チームのプレゼンテーションを、審査員4名+聴講者約20名の採点表をもとに集計した結果、同点でAチームEチームが最優秀チームとなりました。

Aチーム、Eチームメンバー

6チームともとても面白い内容でしたが、今回の評価ポイントはプロトタイプを元に仮説検証をすることだったので、この最優秀チームとなった2チームが他のチームよりも優れていたのだと思います。

最後に

約10ヶ月のプログラムとなり、とても長期間にわたる取り組みとなりました。私自身もこのような企画を推進することは初の試みでもあったので、とても良い経験をさせてもらいました。
このプログラムはこの最終報告会で一区切りとなりますが、#ココこれ自体は継続的に活動をしていきます。
引き続き#ココこれをよろしくお願いします。

PS:次は一部メンバーである企画を遂行中です。また、報告できるタイミングが来たら報告いたします。

それでは以上です。

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