マイクロメーター

マイクロメーターにはデジタルとデジタルでない(一般的にはアナログという)ものが有ります。

日本で測定器といえばミツトヨです。
上がアナログで、下がデジタル。

いずれも金属の棒の隙間にものを挟んで長さを測ります。

マイクロメーターの歴史はミツトヨさんの「マイクロメーター進化の歴史」にお任せするとして、ここではアナログとデジタルの違いを見てみましょう。
https://www.mitutoyo.co.jp/support/service/catalog/07_kogu/r257.pdf

上側のアナログでは表示が0.01mmとなっていて10ミクロン単位で読み取ることができます。実際使ってみると、線と線の間を「おおよそで」半分とか、半分よりちょっと少ないとか見ることが出来るので0.005mm程度の正確性で読むことが出来ます。

一方デジタルマイクロメーターの表示は小数点以下3桁で「0.001mm」となっていますが、これが1ミクロンの単位です。

測定原理としては同じですが、こうしてデジタルの力を借りると、測定するときに数字を簡単に、間違えずに読むことができるようになったのです。

では早速、マイクロメーターで髪の毛を測ってみましょう。