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なぜ動画編集のオンラインスクールを始めたのか

動画編集オンラインスクール『デジハク』運営事務局の宇野です!

今回は”ある嬉しい出来事”をきっかけに「なぜデジハクを設立したのか?」という創業ストーリーについて話してみようと思います。

このnoteでは、

  • 本稿のきっかけになった、ある卒業生のnoteに感動した話

  • それに便乗してデジハクの誕生秘話

を話そうと思います。

長文駄文ですが、ぜひいいねやSNSでシェアいただけると次のnoteへのやる気が湧きます!



初noteを書こうと思った背景

受講生コミュニティでのひとコマ

私、宇野はデジハクの中で普段、各チームの連携を取ったり、デジハクのコミュニティ運営をしています。

「デジハクスタッフ」「受講生」「卒業生」で構成されるコミュニティの中では様々なイベントをおこなっています。

スクール内外の講師を招いて開催するウェビナーや、ボイスチャットツール『Discord』を活用して受講生同士で集まって交流するVC(ボイスチャンネル)などがあります。

特に盛り上がっているVCには毎回参加させてもらっており、実践的な情報が飛び交う真剣な回もあれば、動画編集に関係ない話で盛り上がる回もあったり、受講生の方々と楽しく交流させていただいています。

Discordで開催されるボイスチャンネルの様子

そんなVCのとある回、受講生の方から唐突に「デジハクさんって、どんな想いでスクールを運営され始めたんですか?」というご質問をいただいたことがありました。

なかなか話す機会のないトピックだったのですが、僕としては「いつかお伝えしてみたいな」と思っていこともあり、嬉しくてついつい20分ぶっ通しで語ってしまったのです。

皆さんも真剣に聞いてくださっていたのですが、「この話題はさすがに暑苦しすぎたかな…」「運営としての思いをしっかり伝えられたかな…」と、正直かなり不安に思っていました。

ある卒業生の方が書いていたnote

2週間ほど経って、そんなVCのことも忘れかけてきた頃、デジハク卒業生の『小山あお』さんが書かれたnoteがTwitterで回ってきました。

このnoteでは小山さんが動画編集を始めるまでの生々しい葛藤を語られているのですが、そのライティングの完成度はさることながら、ご本人が動画編集の世界へ一歩踏み出した覚悟に、ただ素直に心打たれました。

誰かに頼らずに自分で生きていけるようになりたい。
誰かのせいにせず、
自分のことは自分で責任を取って生きていきたい。

<引用:未経験・スキルなしの私が興味ゼロの動画編集を始めた理由

この一文は表現の仕方こそ違えど、デジハクを立ち上げる時に創業メンバーで話していた「こんな人のためにスクールを作りたいね」という像にピッタリ当てはまるものでした。

このnoteを拝読した後、たまたま小山さんとVCでご一緒する機会があったのですが、どうやら以前僕が熱く語ってしまった「スクール運営への想い」に共感してくださっていたとのこと!(嬉しすぎる!)

そんなやり取りの後で小山さんが公開された後編noteでは、小山さんが「複数のスクールを比較してデジハクを選ぶまで」や、僕がお話しした「デジハク設立の想い」にも触れていただいています。

【入会前】
zoomで約1時間程度だったでしょうか
さくっと説明をしていただきました。
(中略)
そして、こんなことも言ってくださいました。
「サポートは全力でしますが、
お仕事獲得に向けての行動力は
各自求められるところです!」と。

覚悟が決まりました
よね。
ここでやっていこうと思いました。

<引用:私の動画編集スクール選び

卒業後ではありましたが、
創業者の熱い想いを、
現在熱く運営しているUさんからお聞きして、
改めてデジハクで学んでよかったなと思いました。

<引用:私の動画編集スクール選び

新たなチャレンジに本気で取り組もうとする小山さんににデジハクを選んでいただいたこと、そして卒業後に運営の想いを汲み取った上で「デジハクでよかった」とご評価いただけたこと、スクール運営の冥利に尽きる気持ちです。

この一連の出来事をきっかけに、以前のVCでは伝えきれなかった部分も含め、改めてしっかりと「デジハク設立の想い」を文字に起こしてみようと思い立ちました。


創業者2人のこれまでの経験

専門学生時代

デジハクを運営しているのは『UNIT BASE株式会社』という会社で、この会社は5年前に2人の創業者によって立ち上げられました。

この創業者2人に共通するのは、デザインの専門学校の出身者という点です。
※ちなみに宇野がUNIT BASEに正式に参画したのはつい半年ほど前からなのですが、学生時代からこの2人とは親しい友人関係でした。

彼らはそれぞれ「専門学校で学んだデザインスキルを武器にして独立する」という共通の目標を持って入学したそうです。

しかし2人は入学してすぐ、独立という夢を実現するには険しすぎる専門学校の実態と直面します。

語弊を恐れずに表現すると、それは『学校が提携する就職先への紹介を卒業のゴールとした、集団授業による画一的なカリキュラム』という専門学校の教育方針です。

彼らから聞いた中でも印象的なエピソードをいくつか紹介します。

  • 教えてもらえるのは就職を前提としたスキルのみで、個人の力で稼いでいくためのビジネスの方法や考え方は学べない

  • 「どんな案件ならどの程度の報酬がもらえるか」などの実践的な情報は教われない(学校の先生はフリーランスや起業の経験がないためそもそも知らない)

  • 学校の先生に「起業したい」「留学に行きたい」と相談しても「とりあえず就職しなさい」と一蹴される

2人は実践教育を求めていた一方で、専門学校が提供していたのは就職教育でした。

「100万近い授業料と2年もの時間をかけて、ここに通う意味はあるのか?」

デザインスキルを身につけて独立することを夢見ていた2人にとって、ゴールしか用意されていない専門学校は、求めていた実践的な教育を受けられる環境ではありませんでした。

結局、2人のうち1人は専門学校を中退して自力で事業を模索し始め、もう1人は卒業後にデザインの知見を広げる為にカナダに留学に行くことになりました。

※実はこの2人は同じ学校に所属していたものの学生時代に知り合うことはなく、卒業後にたまたまフィリピンに語学留学した先で偶然出会うことになります。

その後、各々帰国したタイミングで日本で再び集まることがあり、その日のうちに2人で起業していく意思を固めたのです。

※ちなみに僕もその場にいたのですが、当時は学生インターンとして既に別の会社に務めていたこともあり、そのタイミングでは2人と同じ道を進む判断をしませんでした。
今あらためてその2人と一緒に仕事ができているのは本当に縁だと思います。

動画編集スクールを構想するまでの道のり

ここで満を持して動画編集スクール立ち上げ!

かと思いきや、多くの経営者と同じように、創業者の2人もここから見事に起業迷路に迷い込んでいきます。

なにせ、社会経験も知識も人脈も何一つないところからの起業です。

WEBサービスを立ち上げてみたり、
コールセンター事業をやってみたり、
HPの制作請負をやってみたり…

何もわからないなりに明日の食い扶持を作るために、何でも思いついたら試してみては失敗し、時には借金をこさえて、また新しいことを考えて始める…

友人の僕から見ても彼らのしぶとさは尋常ではなく、まさに七転び八起きでした。
(起業迷路編の話も面白いのですが、長くなるのでまたの機会に…)

そんなギリギリの操業を数年繰り返していたある時、「動画編集のオンラインスクール」という構想に行きつきました。

それまで様々な事業にチャレンジしてきた中で、「オンラインの動画編集スクール」というアイデアに至ったのは、世の中のニーズに創業者2人の学生時代の原体験がピッタリ一致したからでした。


動画編集スクール『デジハク』設立の経緯

『動画編集』 × 『副業・フリーランス』 という新たな選択肢

当時から動画市場は拡大し続けており、YouTubeに加えてTikTokなどの動画プラットフォームも登場し、動画編集者に対するニーズが高まり続けていました。

加えて世の中では、”副業”や”フリーランス”という新しい働き方を目指す人が増えつつあり、その為のスキルとして動画編集に注目が集まりつつあるタイミングでもありました。

つまり、プログラミングなどと比べて比較的簡単に基礎を習得できて、かつ案件が増えて仕事を取りやすい『動画編集』は、フリーランスや副業を始めたい人にとって非常に相性のいいスキルだったのです。

<引用:未経験・スキルなしの私が興味ゼロの動画編集を始めた理由>

小山さん初め、多くのデジハク生の方々が感じていた動画編集の可能性を、当時まさに創業者の2人も感じていたのです。

創業者2人の原体験

そして、そんな世の中の動向にピッタリとハマったのが、創業者2人の専門学生時代の悔しい経験です。

当時「人のルールではなく、自分のルールで生きたい」という思いを持って専門学校に入学した彼らに、「就職教育」を提供する専門学校は適していませんでした。

そんな原体験を持っていた彼らには、「これからフリーランスや副業を始めていきたい人たち」と「専門学生時代の自分たち」が重なって見えました。

いつかの自分たちのように、スキルを身につけて副業・独立したい人たちが増えているなら、自分たちで理想のスクールを作ればいいんじゃないか。

この考えがデジハク設立のキッカケとなり、弊社内で掲げているミッション(事業使命)『専門教育のアップデート』の原点にもなりました。

ただ技術を教える知識教育でもなく、仕事に就くための就職教育でもない。
スキルを学んで仕事に変えることを目的とした、新しい実践的なスクールを作ろう!

こんな想いで立ち上げたのがデジハクなんです。

今や設立から2年近く経過し、その間アップデートを繰り返し繰り返し、多くの方がデジハクの門を叩いてくださるようになりました。

受講生、卒業生のみなさま、本当にありがとうございます。


デジハクのこだわり

最後に、『専門教育のアップデート』というミッションを掲げているデジハクの譲れないこだわりをいくつか紹介したいと思います。

【徹底したマンツーマンサポート】

副業やフリーランスを目指す人たちと一括りにしても、「スキル習得に使える時間配分」や「目標とする収入金額」などは人それぞれです。

例えば、1人の講師を大勢の受講生で囲む集団形式の講義では、受講生それぞれの目標や得意不得意に応じた授業の進め方ができません。

なのでデジハクでは、現役フリーランス講師が受講生1人1人の目標や特性に応じたマンツーマンサポートを提供しています。

【案件の紹介・供給はしない】

実は、スクールとして在学中の受講生に案件を紹介することは決して難しいことではありません。

しかしそれでは受講生が「自分一人の力で稼ぐ」という成功体験を得るチャンスを奪ってしまいます。

ですのでデジハクでは「卒業後も1人で稼ぎ続ける力」を付けていただくために、あえて案件紹介をせず、自力で案件獲得を目指してもらう教育方針を掲げているのです。

その代わり、案件獲得のためのノウハウの提供や個別サポートを徹底的に行っています。

【編集者同士の横のつながり】

自分の仕事に対して自分1人で責任を負う「フリーランス」や「副業」という働き方は、実は孤独と隣り合わせです。

卒業後に1人で戦っていくことになる受講生向けに、横のつながりを提供するためのコミュニティ作りを進めています。

既におこなっているボイスチャンネルやウェビナーなどのイベントの他にも、新たなイベントや仕掛けを用意していき、今後も受講生・卒業生の拠り所となる場所作りに注力していきます。


まとめ

弊社は、決してスムーズに「オンラインの動画編集スクール」というサービスに辿り着いた訳ではありません。

それまでに様々な挑戦をしては苦しんできた経験があったからこそ、今の『デジハク』の形を作ることができました。

とはいえ、UNIT BASEが理想とするスクールの完成にはまだまだやるべきことが多くあるので、これからも「自分の人生を自分で決められる」人を増やしていくために、常にサービスをアップデートし続けます。

スクールを始めて2年少し、まだまだこれからというタイミングではありますが、卒業生の方からいただいたフィードバックが感慨深く、今回スクール運営の背景のお話を書かせていただきました。

これからも少しずつ、こういった内側の話も発信していければと思っています。

このnoteに共感していただいた方はハートマークの「スキ」ボタンを押していただけますと、今後の発信の励みになります!

これからもデジハクをどうぞよろしくお願いします。



デジハクに興味を持っていただける方がいらっしゃいましたら、こちらから個別説明会の予約も可能ですので、ぜひ覗いてみてください。

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