平均年齢50歳、非エンジニアのビジネスパーソン達が20個のAIアプリを開発
こんにちは。デジタルな振る舞い株式会社です。
今日は、先日行われたデジタルな振る舞いキャンプ、ビジネスAIマスターのピッチデイイベントのレポートをお届けします。
ビジネスAIマスターキャンプは7週間のプログラムで、生成AIの基礎から始まり、最終的にはChatGPTを活用したアプリGPTsを開発し、世の中に公開することを目指したキャンプです。
そして、先日開催された4月6日のピッチデイにて、なんと20個ものAIアプリが披露されました。
当社はこんな方々へのリスキリングとして、デジタルな振る舞いキャンプを展開しています。
初級編として、Essentialという12週間のプログラムがあり、その後に受けるのに適した中級編として7週間のビジネスAIマスターがあります。
20個もの生成AIアプリを開発した方々は、この2つのキャンプの修了生となります。合計19週間。約5ヶ月で人は大きく変わり、進化します。
ここでは、そんなミドルエイジなデジタルマスター達のアウトプット、AIアプリ(GPTs)をいくつか紹介したいと思います。
アプリ1)愚痴聴きます
会話形式のやりとりは生成AIは得意とするところ。その特性を生かして、こんなアプリを開発してくれたのは柳真一さん(48)。鉄道模型やジオラマ撮影が趣味の柳さんは、ここ数年デジタルに遅れているな・・・という課題意識がありました。
そんな中デジタルな振る舞いキャンプを通じて、「愚痴聴きます」という社会人にとって強い味方になってくれそうなアプリを開発してくれました。
ぜひみなさん、使ってみてください。
アプリ2)
続いてのアプリは、「物忘れアプリ」。こちらは64歳のHiroさんが開発しました。ご自身が最近物忘れがあるな、というまさに実体験からきた課題を解決するアプリです。
これも今すぐ、今日から使えそうです。
Hiroさんは、noteでも積極的に発信しておりますので、ぜひご覧ください。
ここでは見せれませんが、実はHiroさんは、今回のキャンプを通じて初めてnotionを使い、その機能に魅了されいまではnotionマスターとなってます。ChatGPTとnotionの連携や、タスク管理ツールをnotion上で実現したりと、そのレベルはアドバンスレベルです。
アプリ3)
3つ目はこちらのアプリ。開発されたのは、商社勤務の赤井さん(42)です。赤井さんは絵画鑑賞が趣味とのことですが、いつも苦労するのが、絵画作品の鑑賞や、それについて話や議論をする仲間作り。
アートを理解すること、それを人と議論することはなかなか高度な技術が要求されます。それを生成AIと一緒になって、同じ絵を見て、その絵についてディスカッションするような、そんな相棒のようなAIを作りたい。それが赤井さんの目論見でした。
以下の会話は、
葛飾北斎のこちらの富士の絵をAIに読み込ませて繰り広げた鑑賞の会話です。
なんだか非常に知的な、絵を楽しむ時間を作れそうです。
アプリ4)
さて、続いては4つ目のGPTsアプリです。こちらは、研究所勤めのIさん(58)です。
研究員のマネージャーをしておられるとのことで、毎日大量の業務報告がメールで飛んできます。
それを効率よくできないか、ということで、メールをGAS(Google Apps Script)でコードを書くことで集約し、Pythonを書いてそれをレポート化して、ChatGPTに読ませる。ChatGPT上でGPTsアプリを開発して、最終的にワードクラウドを自動で出すまでに。もちろんコードは生成AIを駆使して、出したものです。
まさに業務のDX化といえます。
アプリ5)
最後に紹介するアプリはこちら。不動産関連のご仕事をしておられる横山さん(43)。
外国人の方が日本に来た際にどこに住めば良いか、なかなか悩む課題ですね。希望のエリアの雰囲気を伝えれば、おすすめの場所を3つほど提案してくれます。
また、横山さんは業務の中で、不動産融資として連携する金融機関を絞り込むことをAIによって効率化するツールの開発に成功もしています。キャンプで得た知見を活かして、業務のDXに日々取り組まれています。
あなたもデジタル人材へ生まれ変わろう
いかがでしたでしょうか?12週間のデジタルな振る舞いキャンプEssential、7週間のビジネスAIマスター。このキャンプを参加することで、あなたもデジタル人材に生まれ変わることができます。
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