【事業の創り方#12】その資格で稼げていますか？
あなたは何か資格を持っていますか？
そして、それで稼げていますか？
4期生の間でこんな話が盛り上がっています。
ある受講生が「（とある）資格を取ろうと思うんです」
と発言したところ、
「いやー、あれは稼げないよ」
「資格の更新料も高いですね」
「別に資格がなくてもいいんじゃないですか」
といったコメントが相次ぎました。
そこで改めて関心者を募ってZOOMしたところ
わかってきたことがあったのです。
資格に対する過度の期待です。
もっと言えば幻想かもしれません。
薄々わかっていたことではありますが
比較的新しい資格に対しては
期待値が高くなるのかもしれません。
「資格を取れば箔がつく」
「資格を取れば信頼が増す」
「資格を取れば仕事を取りやすい」
確かに資格によっては
弁護士、税理士、不動産鑑定士といった
独占業務はあります。
一方で国家資格といっても独占業務ではない
資格も数多くあります。
デジタル系の資格も色々と出てきていますが、
座学だけで取れてしまうものも少なくありません。
（むしろ多いかも）
D1C生にもそんな資格の保有者が多いのですが、
座学主体で何ができるようになったかを聞くと
「取得してできるようになったことは殆どありません」
「全く必要ございません」
「確かに体系だった知識は習得できますが、それだけです」
（以上、原文ママ）
資格は発行者があなたの実力を認めたもの。
しかしそれは、お客様が認めたものではありませんね。
資格は「ないよりあった方が」と言われますが、
それはお客様にとってはカンケーありません。
かくいう私も
宅建、FP、MBA、、色々取りましたが
それだけで稼げたことはありません。
それらを掛け合わせて
自分なりのビジネスにしていきました。
いろんな分野を学んだのは、
掛け算する要素を増やすためです。
つまりそれが、戦略上の選択肢を増やす
ことになると考えたからです。
それが行きすぎて、スペインの機関が発行する
『公認ハラールツーリズムマネジャー』という
日本人では私しか持っていない資格まで取ってしまいましたｗ
ユニークを過ぎて
アローンになってしまった悪い事例ですｗ
資格はその神通力に期待するのではなく
自分の強みを出すための材料にしましょう。
今日はここまで。
素敵な一週間をお過ごし下さい。
私たちのパーパス
人生100年時代を生き抜くデジタルマスターを育てる
カチカチ