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ニーズの見つけ方(実践編)

今回は「ニーズの見つけ方(実践編)」です。

以前の記事では、
「ニーズを掴むには、嘆きことばに着目せよ」
とお伝えしました。

ありがたいことに「もっと具体的に知りたい」
とのリクエストをいただきましたので、
私が実際に使っている方法をシェアします。

デジタルな振る舞い的には、
当然AIとの壁打ちが有効ですし、
実際私も毎日やっています。

ですが、私が以前から取り入れている手法の一つに
Yahoo!知恵袋や教えて!Goo、それにRedditなどの
オンラインQ&Aサイトを眺めるというものがあります。

投稿を眺めていると、投稿者のことばの端々から
彼らの表情や置かれている環境が浮かんできます。

「ことばの向こうにある息感」とも言えるものですが、
これがニーズを掴む重要なヒントになります。

たとえば、こんな投稿があったとします。

「副業を始めたいけど、何から手をつけていいかわからない」
「家事が忙しすぎて、自分の時間が全然取れない」

この嘆きには明らかな顕在ニーズ
「副業の始め方を知りたい、教えて欲しい」と、

その背後に隠れた潜在ニーズ
「自分らしい働き方を見つけたい、自己実現したい」
といったニーズが読み取れます。

そして、そんな嘆きからは
どれだけ困っているのか
どれくらい解決したいのかといった
悩みの「深さ」と「広さ」を掴むことができます。

深さとはどれだけ真剣に困っているか。
広さとは同じ悩みを持つ人がどれくらいいるか
ということです。

これらを理解することで、
顕在ニーズとその周りに潜む
潜在ニーズを見つけることができます。

潜在ニーズは直接は表現されていないものの、
解決すれば大きな価値を生む可能性を秘めています。

ただし、潜在ニーズの開拓には時間がかかります。
啓蒙活動に近く、すぐに結果を求めるのは難しいかもしれません。
ですが、その分先行者優位を築ける可能性も高くなります。

まずは嘆き言葉に耳を傾け、言葉の裏にある息感を掴んでください。
デジタルな振る舞いを組み合わせると、効果的ですよ。

さて今日は一粒万倍日です。
今週もツイてる!素敵な一週間をお過ごし下さい。

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カチカチ


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