![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/171478101/rectangle_large_type_2_6538a1c1f273c3cfb133c3f8c19d519c.png?width=1200)
地方在住医師による、地方民のための東京の超大型書店。-買った本無料で送ってもらえるって知ってた?-
書店や医学書が好きだとSNSで言い続けたところ、ご縁をいただき紀伊國屋書店新宿本店とジュンク堂池袋本店で医学書の選書フェアに参加させていただきました。
https://x.com/kino_medical/status/1875022400733217138?s=46
【フェア】
— 紀伊國屋書店新宿医書センター (@Kino_Medical) January 3, 2025
「研修医から内科専攻医へ
先輩医師4人の内科選書フェア」
〜J-OSLER対策にも〜
4人の医師に専攻医の架け橋となる内科書のご選書いただきました!
ジュンク堂書店池袋本店合同開催✨
🌸1月3日〜2月24日🌸
6F-B21にて。tn@digista_net @dr_shinpaku @wankosobanyan @drkotatsu pic.twitter.com/Sd60AlifAs
【フェア情報】
— ジュンク堂書店池袋本店 医書担当 (@IgakuJ) January 3, 2025
『 #研修医から内科専攻医へ 先輩医師4人の内科選書フェア 』紀伊國屋書店新宿本店と合同開催!@dr_shinpaku @wankosobanyan @digista_net @drkotatsu の4人に選書していただき、研修医から内科専攻医への架け橋になる書籍や、J-OSLER関連書籍を集めました。ぜひ一度お越しください。 pic.twitter.com/g1RylqXtq2
せっかくのご縁なので地方医師目線で東京の超大型書店の魅力について紹介します。
筆者はデジタル勉強について発信しているのでよく勘違いされますが、紙の本が大好きです。もともと紙の本を買いすぎて、場所に困ってデジタル化したことがきっかけなので。今も種類によって電子版の購入と、紙の書籍を使い分けています。
大型書店が好きなので、東京に行くと地方にはない大きな書店をふらふらするのが趣味です。
自身の経験として、東京の大型書店に行ってみたいけども、どこに行けばいいのかわからない・・・という悩みがありました。今はいろいろ行ってみて解決しました。
そんな同じ悩みを持つ方がいることを信じて、どこの書店に行くべきか、アクセスなども紹介します。
医学書取り扱い量が段違い
医師向けの医学書を取り扱う書店は限られています。買う人が少ないですからね。
地方にも医学書を取り扱う書店はあります。そこで事足りている先生も多いと思うのですが、ぜひ一度、学会などの際に超大型書店に行ってみてください。
圧倒的な医学書の取り扱い量に驚くはずです。
地方大型店舗の(体感)3倍の医学書がありますよ。
「自分の領域ではだいたいの本知ってるつもりだったけど、まだこんな医学書あったのか」
となるはずです。
もちろん他のジャンルの書籍もすごい量です。
おすすめの超大型書店
筆者がよく行く超大型書店について紹介します。
アクセス面も含めて便利なところで紹介します。
筆者は田舎人すぎて社会人になるまでは東京の地名の立地もよく分かっていなかったり、公共交通機関での移動が苦手だったので、その辺も紹介します。土地勘がある人には意味のない表記ですので無視してください。
こんな感じでメモしておきます。関東の人は無視してください。
紀伊國屋書店 新宿本店
新宿本店+新宿南店=220万冊は新宿最大の在庫量
新宿駅東口から徒歩3-7分(400m)程度の場所にあります。
駅からのアクセスも簡単です。
![](https://assets.st-note.com/img/1737730823-1BOaJSEI5WULy97kj0gtXQC3.jpg?width=1200)
8階建ての超大型書店です。
![](https://assets.st-note.com/img/1737730773-NP4kY5zj30L8ScUq2WefRA9x.jpg?width=1200)
医学書ゾーンもフロアの半分あり充実の医学書取り扱いです。
表紙が見えるような置き方の本が多い店舗なので、新しい書籍との出会いが多いです。
やはり背表紙だけ見えているのと、表示が見えているのでは情報量が違いますね。
一階には化石が売っている店舗が入っていたり、本以外も楽しめます。
新宿の雑踏のなかで落ち着ける場所でもあります。
新宿は東京駅からみて西側にあり、中央線や丸の内線1本で乗り換えなし15分程度で着きます。
新宿駅は駅の中が難しい。駅の正しい出口から出ることができれば、あとは割と簡単です。
地方民にとって行きにくいのは新宿駅のせい。
東京駅からの到達難易度は★★★(星3つ)
ジュンク堂池袋本店
売場面積は約2000坪で、東京都内では最大。全国でも最大級の広さを誇る。
東京で一番でかい本屋さん。まさに超大型書店です。
このサイトによれば日本一とのこと。
フロア面積、蔵書数日本一の大型書店がこのジュンク堂書店池袋本店です。
さらには大きいのに高い棚に本がぎっしり。
![](https://assets.st-note.com/img/1737730978-hsLjcZ2kIDqTUBJrnt3HNMCE.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1737730972-OYmKQ89Wgst1wcfSxqGDzivl.jpg?width=1200)
すごい量の本があります。
本好きならいくらでも滞在できます。
当然、医学書の蔵書も多い。(一番かどうかはわかりませんが。)
行くと気づけば何かしら買っている本屋さんです。
とにかく大きな書店に行ってみたければここでしょう。
日本で一番でかい書店なので、もはや観光地です。
一回はいきましょう。
池袋は東京の左上にあります。山手線や丸の内線で20分弱で乗り換えなしで着きます。
西口と東口さえ間違えなければ、簡単に着きます。池袋駅からは徒歩8分程度(600m)。
地方民にとって最大のトラップは西武百貨店が東口、東部百貨店は西口にあります。
(こんなのありかよ。)
ジュンク堂本店は東口なので、西武側からいきます。
東口からでることができればあとは歩いてすぐです。
到達難易度★★(星2つ)
丸善 丸の内本店
「Book Museum」をコンセプトにした、和書約100万冊・洋書約12万冊の在庫数を持つ日本最大級の総合書店。コンセプトが示すように、各階に美術館のような展示回遊スペース“ミュージアムゾーン”を持つ。本の在庫と配置場所検索ができる“Mサーチ”、本の相談を専門で受ける“ブックアドバイザー”など、お客様と本を結ぶための機能が充実。本のほかにも、1千本近い万年筆を揃える文具売場やメガネ・時計コーナー、ギャラリー、丸善の元祖“ハヤシライス”を提供するカフェも。
地方民ならば基本的に経由するであろう東京駅から歩いて3分くらいで到達できる超大型書店です。
新幹線を待つ時間に行ける距離にあるのがありがたい丸善本店です。
書籍の品揃えに加えて、ペンや雑貨も豊富で、個人用のお土産を買ったりしています。
もちろん医学書コーナーも充実。
![](https://assets.st-note.com/img/1737517706-6cYACuHt2OmMZSizfW8Qn0lD.png?width=1200)
休む場所を見失いがちな東京駅近くながら、ラウンジ機能もあり、休んだりくつろぐこともできます。
時間に余裕があれば本を買ってここでゆっくり読みたいですね。
現実的には時間がないので1,650円 / 1時間で、ドリンクをいただき休憩と新幹線の時間調整に使うことが多いです。
必ずではないですが、先に本を買うと30%割引券をもらえることが多いです。
東京駅から行けます。丸の内側です。
東京駅を正面にみて左側に行くと、信号を一個渡った先にあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1737518228-5mgiyeYvJLszdCoDbO8t3UFa.jpg)
丸の内口はこっちの見た目の方。
![](https://assets.st-note.com/img/1737518385-EGw4xR619ogNzjOCUq2PedDJ.jpg)
このビルの中です。東京駅から歩いて5分くらい。新幹線改札口までは迷うと20〜30分(個人的感想)
迷わなければ5~10分。
慣れれば近いので結構ギリギリまで楽しめます。
到達難易度★(星1つ)
無料で配送してもらえることを知らなかった
amazonでいろいろな書籍を購入できる時代ですが、やっぱり手にとってから買わないと、
「思ったより薄かった」
「内容がもとめていたものと違った」
なんてことが頻発します。
本は場所を取るので、できるだけミスらずに買いたい。
旅行中に東京の大型書店で買うのもいいのだけれども、
帰りの荷物が重くなるのもなあ・・・・
今回選書フェアに参加させていただいた店員さんに会いに行った時に店員さんに教えていただいたのが、
「8000円以上だと送料無料で送れますよ」
(紀伊国屋書店の場合)
(学会で本買った時だけだと思ってた・・・・・)
なんと重い本を持って帰らなくてもいいのです。
医学書を買うと8000円は1-2冊で到達する額です。
なんと、ありがたい。
これはamazonと実店舗のいいとこどりです。
これを知っていれば、地方民でも超大型書店での買い物を帰りの荷物を心配せずに楽しめます。
よく見るとレジで買いてあった。
本棚のところにも買いてあるのかもしれないが、本棚では本に熱中しているので目に入っていなかったです。
![](https://assets.st-note.com/img/1737730263-TIMezd4qYRS2kusOvaE1UcD0.jpg?width=1200)
レジでお願いすれば、自宅住所を書いたらそれでOK。
快適でした。
丸善、ジュンク堂の場合には
・税込10,000円以上 全国無料配送
これも医学書なら余裕でクリアです。
超大型店舗で真剣に買い物を楽しむと、医学書を買わなくても普通の本3-5冊くらいは平気で買うので、余裕で超える金額です。
地方民だからといって、東京の超大型書店での買い物を我慢しなくていい方法が確立しました。
ぜひご活用を!