6月24日に起きたネットウォッチャーHagexさんの殺害事件について、ジャーナリストの津田大介氏がラジオで「被害者がブログで加害者をかなり煽って揶揄したので逆恨みされたのが原因」と解説したという話がTwitterで話題になっています。
Twitterで拡散している内容
そこで実際にどのような解説だったのかを確認するため、当該部分を書き起こしました。
津田大介氏ラジオ「JAM THE WORLD」発言の書き起こし
当該部分を聞いたかぎりでは「言っていた」ということで良いと思います。
Hagexさんは加害者と口論していない
この被害者と加害者のネットのトラブル、ボク自身が引っかかっているというか「そこは違う」と思っているのは、被害者と加害者のあいだでやりとりがあった。口論がきっかけになった、という部分なんですね。
Hagexさんが加害者に対して触れていて、かつ犯行声明でも触れられていた記事は「低能先生に対するはてなの対応が迅速でビックリ」です。
でもこれ、Hagexさんは加害者の方を向いていません。
やりとりにしても口論にしても当事者同士で行われるものだとボクは思うのですが、加害者が一方的にHagexさんを攻撃するも、Hagexさんは加害者当人を相手にしてないんですね。ブログの読者にしか目を向けてない。
多くの報道でこれを「やりとり」、「口論」と書かれ、「2人だけの(個人的な)トラブル」だと伝えられていることに違和感があります。
事件の部分だけを見ればHagexさんは荒らし行為にあっていた被害者でしかなく、加害者を揶揄したり煽ったりしていません。
Hagexさんの記事の最後にある「株式会社はてなは、低能先生に対して「威力業務妨害」で訴えるべき」の一文が、Hagexさんが加害者の方を向いてないことをよく表しています。
津田大介氏からラジオでの発言内容についての説明
津田大介氏からラジオでの発言内容についての説明があったため、掲載します。本人掲載許可済みです(6月28日19時39分追記)。
来週の放送回で訂正予定
Hagexさん殺害事件について
以下の記事で情報をまとめています。
*1:話し言葉による読み間違いが起きていたので補足を入れました