2019年5月7日、ニフティ株式会社が運営する格安スマホサービス『NifMo(にふも)』のTwitterアカウントが、担当者退職にともない運用を停止。5月10日にアカウントを削除する予定だと発表した。
万単位のフォロワーを抱えていること、いわゆる「ゆるい公式アカウント」でありフォロワーから「ニフ姉さん」の愛称で親しまれていたこと、更新停止ではなくアカウント削除の衝撃から悲しみや疑惑など、様々な声があがった。
アカウント削除を発表
5月7日0時、NifMo公式アカウントが担当者の退職にともない、アカウントの停止と5月10日17時ごろの削除を発表した。
52,000人ものフォロワーを抱えるアカウントを停止?
運用停止が急であること、何よりも52,000人ものフォロワーを抱えるアカウントが更新の一時停止どころか削除まで行われることに、なにか問題が起きているのではないかと指摘する声があがった。
また、投稿がいつも投稿が行われている「Twitter Web Client」ではなく、自動投稿設定ができる「Twitter Ads Composer」であることもその疑惑を深めることとなった。
Twitterに詳しい人間がおらず、引き継ぎ先が見つからなかった?
しかしながら、NifMo公式アカウントのツイートをさかのぼっていくと、引き継ぎの準備をしているかのようなものがあった。
単純に詳しい人間がいないために引き継ぎ先が見つからず、担当できる人間もいなかった可能性が考えられる。
アカウント担当者の業務はTwitterではなく運用と企画
また、NifMoにはTwitter運用担当という役職は存在せず、ニフ姉さんも本業を抱えていたことがわかる。
このことも、詳しい担当者がいないためにアカウント削除という急な決定に至った原因のひとつとして考えられる。
とは言えNifMoからの発表がないため、なぜ削除の考えになったのかはわからない(なお、筆者は「Twitter Ads Composer」による自動投稿は、ニフ姉さんが退職前に設定したのではないかと考えている)。
反響から削除を延期。運用方法を再検討
5月10日、フォロワーからの声やニュースサイトなどの反響を受け、NifMo公式アカウントが削除を延期することを発表した。
ただし「運用方法の再検討」であるため、やはり削除される可能性もある。発表があり次第、追記する予定。
関連リンク