弓と弓ホルスターのお話。
弓っつっても矢を射るヤツじゃなくて弦楽器のアレ。馬の毛が張ってある木の棒。
アルコとピッチカートを併用する人は楽器に弓ホルスター着けてると思うんすけど、コントラバス屋以外の人はあんまり馴染みないですよね?
いい写真手元に無いからアレなんですが、形はライフルのホルスターとかアーチェリーの矢筒とかに近いのかな?
ライブで弓を使ってないときはホルスターに納めてます。鞘みたいなものです。
で、私、弓ホルスターが好き。超好き。
突然ですが、コントラバス屋がカッコいい瞬間第1位は「弓をホルスターにおさめる瞬間」です。
弓を納める瞬間、コントラバス屋はめちゃくちゃカッコつけます。超ドヤ顏です。
イメージとしてはアレ。
時代劇とかで剣豪が悪役相手に大立ち回りした後、刀を鞘に納めるアレ。
私、あの瞬間、剣豪です。
なんなら京本政樹です。
特に、一曲まるまるピッチカートで通して、エンディングノートだけアルコのときなんか見ものです。
GFJBだと「いつでもよんでよ」とか。
私、あの瞬間頭の中で「またつまらぬものを斬ってしまった」と呟いてます。
五右衛門です。
ライブで観る機会がある方はその辺注目してみてください。
手応えあった日なんかはちょっと勢いつけて弓をホルスターに投げ入れてます。
うまく入らなくてマゴついてることもありますが……。
因みに、コントラバス屋がカッコいい瞬間第2位は「演奏中にチューニングする瞬間」なのですが、コレはガット弦使用者以外はあまりやる機会がありません。
私はナイロン弦なので演奏中にチューニングすることはほとんどありません。
やっているとしたら、リハでチューニングするのを忘れていたのでしょう。