デジ

ベーシスト。フリーライター。元雑誌編集者。元自転車屋店員。

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最近の記事

空間系ありゃどうにかなる。

宅録のキーボードはネットオークションで買ったヤマハのよくわかんないヤツを使ってます。千円とかそれくらいで買ったのかな? あんまり覚えてないけど。 で、単体だと音がチープ過ぎるんで空間系エフェクターも2個使ってます。 こちらも両方爆安。 2つ合わせて一万円以下。 このエフェクター繋ぐと何やら良い雰囲気になるもんで、乱用気味です。 空間系といえばダブですね。 ダブあんまり知らないんですが、私の中のダブのイメージで短いフレーズを録りました。聴いてみてください。

    • 暗いニュースを見て陰鬱なことを考えた。

      ※注意。 短いけれど陰鬱な内容なので苦手な方は読まないで。 自死あるいは自殺 自身の命を代償に、特定の人物を強力に呪うことができる呪術。 現代ではSNSを媒介として多数の人間に対象人物を呪うよう差し向けることが可能となり、呪術としての強度を増している。デジタルデータとして半永久的に呪いが残り続けるため、効果期間も長い。 反作用として、対象人物を自死に追い込み、ドミノ倒しのように自死の連鎖を起こしてしまうこともある。 また、術者自身に呪う自覚が無かったとしても発動してしまう。

      • フリーランスで生き残る術(読む価値は無い)

        私、フリーライターとして数年、フリーミュージシャンとして数年生きているのだけれど、生きづらさを感じている。主に入金と出費のバランスについてだ。今回は、フリーランスが抱える大きな問題を紐解いていこう。これは我々にとってパンドラの箱と言っても過言ではなくない。 フリーランスで仕事している人の、入金の流れはだいたいこういう順序となっている。 1.受注(ギャラ提示)→2.仕事(ライブ、録音、執筆等)→3.後日入金 非常にシンプルな流れ。実際はもう少し煩雑だったりするのだけれど、大ま

        • 1月の憂鬱。

          2024年になりまして、宅録環境も多少整えたので、一曲書きました。 ゆったりした曲を書こうと思ってたのに、憂鬱な感じの曲になってしまった。 ここのところうまく時間のやりくりができていなかった、日々の悲しみが、あらわれていますね。 鍵盤楽器が苦手すぎてシンセパートでめちゃくちゃテイクを重ね、心が折れそうでした。作曲における一番の挫折ポイントです。 ベースだけは一発で終えられるので、私はやっぱりベーシストなのでしょう。 作曲依頼等、あれば、お待ちしております。

          2024年はちゃんと曲を書く。

          長いこと作曲から遠ざかっていたのだけれど、再開します。 もともとは演奏よりも曲を書くほうが好きだった。遠ざかった主な原因は「生活」でしょうね。職業作曲家でない私は、家族ができて生活に追われ、パタりと作曲をしなくなってしまった。今では演奏の仕事ばっかりしています。 このままでは一生曲を書かなくなるなと思い、2024年から最低月一曲書くという課題を自分に課すことにしましたよ。 モチベーション維持の一環で、まずはリズムマシンを購入。 小さくて可愛くて軽くてカンタンでローファイ。

          2024年はちゃんと曲を書く。

          同性愛と男の乳首

          同性愛者が何故存在しているのか。昔からずっと考えていた。 短絡的に考えると、同性愛者は子孫を残せないので、生物としては居ないほうが良いはずだ。 しかし、居る。過去にどれだけ過酷な迫害を受けても、子孫を残せなくても、同性愛者は新たに生まれ、生きている。 それは、人類が同性愛者の存在を残しておきたいと思ったからに他ならない。 では何故、人類は同性愛者を残しておこうと思ったのか。 ここで私はある説を推していきたい。 “男の乳首と同じ説” 男性は授乳しないのに乳首がある。 何故か。

          同性愛と男の乳首

          ある雨の昼、私は“正しさ”で人を殴った

          コンビニで傘を盗まれた。 スーパーへ買い出しに行った帰り途、ちょっとおやつでも買い食いしようと思って寄ったコンビニで、店を出たら私の傘が忽然と消えていた。あたりを見回したが人はおらず。傘立てに数多挿さっているズタボロのビニール傘を盗むという考えも頭を掠めたが、さすがに良心が痛み、やめた。 傘はそんなに高いものではなかったし雨も小降りだったが無性に腹が立ち、イライラしながら家路を急いだ。 通りの角を曲がると、見覚えのある傘をさした老人が、とぼとぼと歩いていたら。傘の傷み具合も見

          ある雨の昼、私は“正しさ”で人を殴った

          広告に“表現の自由”は適用されない

          一時期コピーライターをやっていたので、昨今の広告について思うことがある。 (主にエロい絵の描かれた)広告がたまに炎上する件。 “表現の自由”を持ち出してこういった広告を擁護する論調があるけれど、こと広告において、“表現の自由”は適用されてはいけない。と、私は考えている。 消費者が金を払って視聴する“創作物(あるいは娯楽体験)”に対しては、言うまでもなく表現の自由があるべきだ。エロ本はガンガンにエロくて良いし、スプラッター映画はぐっちゃぐちゃに臓物を飛び散らかして良い。 しか

          広告に“表現の自由”は適用されない

          戦火に巻き込まれた自分は

          東欧で辛く悲しく惨めな戦争が始まった。今は対岸の火事だけど、この戦火は世界中に飛び火するかもしれない。ひょっとしたら人類文化を燃やし尽くす業火になるかもしれない。 なので、自国が戦争に巻き込まれた、あるいは戦争を起こしたときに、自分がどう行動するか、思考実験をしてみようと思う。 ・自国が攻め入られた場合。 日本の安全保障やら隣国の事情やらはひとまず棚に上げて……。 日本が攻め入られた場合、たぶん私は家族を疎開させて銃を取ると思う。 攻めてくる国がGHQみたいな理想主義者

          戦火に巻き込まれた自分は

          「明日10時入り!」という恐ろしい呪い。

          言葉は“呪い”だ。 「明日は10時に会場入りです」 と呪いをかけられると、人は10時に会場入りしてしまう。 ただ、呪いの強さは呪術師や儀式のレベルによって異なる。 会議という最高レベルの儀式中に、舞台監督という最高レベルの呪術師が上の呪いをかけた場合、まず間違いなく人は10時に会場入りしてしまう。しかし、会場付近で知らないおっさんにこの呪いをかけられても、あまり呪いは効果はない。たいていの人はこの呪いを跳ね返してしまう。 それでも、心配性な人や、普段入り時間をあんまり確認し

          「明日10時入り!」という恐ろしい呪い。

          真冬の道志みちにて。

          真夜中のツーリングは臨死体験に近い。 聞こえるのは排気音。見えるのはヘッドライトに切り取られた半径3メートルの世界。それ以外は無限に広がる虚空。 ただひたすらに寒く、手足の感覚はとうに無い。 無感動に車体を揺らし、曲がりくねった世界をひた走る。 いつから走っているだろう。そんなことはもう忘れた。 どこまで走っていくのだろう。そんなことを考える気力もない。 アレ?ひょっとしてここはあの世?もう俺死んじゃってる? そう思った頃、ふと月が見える。そういえば月を目指して走り始めたんだ

          真冬の道志みちにて。

          謂れ無き謝罪を受けた日に。

          先日、目の前を歩いていた女性がハンカチを落としたんですよ。咄嗟に拾って渡したところ。 「ごめんなさい」と言われたんです。 ここで心の狭い私は思うんですよ。 「お前に謝罪されるような迷惑は受けてねえわ!」ってね。 私は自分の意思でハンカチを拾って、落とし主に渡したので、なんの迷惑も被ってないんです。なので、この場合、明確な謝罪である「ごめんなさい」は違うんじゃないでしょうか。「ありがとうございます」か、まあ「すいません」あたりが妥当なんじゃないでしょうか。 女性が落としたも

          謂れ無き謝罪を受けた日に。

          社会と個人

          「社会システム(国とか家族とか)を守るために個人が犠牲になるのはやむを得ない」という考え方がある。主に保守系の人が主張する考え方だ。 ゴリゴリのリベラルを自認する私からしたら考えられないことなのだけれど、高度な社会性をもつアリやハチなどは社会システム(巣、あるいは家族)を守るために個をガンガン犠牲にしていくので、あながち間違った考え方ではないのかもしれない。 ミツバチは針出したら死んじゃうし、アリに至っては自爆する種もいるじゃん。 ある意味、アリやハチのほうが人間よりも高度

          社会と個人

          弓と弓ホルスターのお話。

          弓っつっても矢を射るヤツじゃなくて弦楽器のアレ。馬の毛が張ってある木の棒。 アルコとピッチカートを併用する人は楽器に弓ホルスター着けてると思うんすけど、コントラバス屋以外の人はあんまり馴染みないですよね? いい写真手元に無いからアレなんですが、形はライフルのホルスターとかアーチェリーの矢筒とかに近いのかな? ライブで弓を使ってないときはホルスターに納めてます。鞘みたいなものです。 で、私、弓ホルスターが好き。超好き。 突然ですが、コントラバス屋がカッコいい瞬間第1位は「

          弓と弓ホルスターのお話。

          コーヒーを飲みながら思うこと。

          コーヒー。好きなんだけど、この嗜好はある種の「面倒力」から生まれたものだ。私がもっと勤勉な人だったら、未だにコーヒー飲めなかったであろう。 そもそも、20代前半くらいまで、コーヒーの何が美味しいのかさっぱりわからなかった。苦いし酸っぱいし。「そもそも苦味と酸味は人間が毒物や腐敗物を体内に取り込まないようにするための防衛機能なんだから、苦くて酸っぱいものなんて摂取しちゃダメだろ!」って思っていた。自分で買うのはもっぱら紅茶かジャスミン茶。烏龍茶も苦いからあまり好きではなかった

          コーヒーを飲みながら思うこと。

          今更ながら

          noteを始めました。 私、ミュージシャンやりながら自転車雑誌やらポータルサイトやらに文章書いているフリーライターでもあるのですよ。コロナ禍(と出版不況)でまとまった文章を書く機会が減ったもので、文章書く練習の場としてこちらを活用していけたらと思っています。 Twitterだと140字制限があるのでキャプションを書く練習にはなるんですが、文章構成の練習にならず不便を感じていた部分もありまして。 基本は随筆。あとはコントラバスと自転車のTipsも書いていくかも。 しばらくはF

          今更ながら