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第1回家具作り(近大 B4)

近畿大学工学部建築学科 B4の守屋です。

現在家具作りを行っているため、進捗を載せます。

テンセグリティのペン立て

家具に使える面白い構造が無いかアイディアを探していたところ、テンセグリティという言葉に出会いました。
圧縮と張力が釣り合うことで物体が浮いているかのように見せることができる構造であり、ペン立てぐらいの大きさの物に使えると考えました。

作成

Rhinocerosでモデルを作り、3Dプリンターで印刷していきます。
今回使用するプリンターはEnder-3 Max Neoです。


作成したモデル。
印刷の様子。


二つのブロックをリボンで固定

まとめ

今回はテンセグリティを利用したペン立てを作りました。
最初はなぜ釣り合うのか不思議だったテンセグリティですが、実際に物を作ることで理解を深めることができました。
今後も興味を持った構造で家具を作っていこうと思います。

使用している様子


近畿大学工学部建築学科 B4の杉本です。


守屋君と同様に家具作りを行っているため、進捗を載せます。

私はパソコンスタンドが欲しいと思い設計を行いました。

手順

rhinocerosを用いてモデル化

fusionに読み込ませてcncのデータを出力

ncルーターを使って掘削

作成するにあたって、まずrhinocerosにモデルを描き、それをAutodesk Fusionに読み込ませました。

実際のモデル

Fusionの細かい設定はこちらの記事を参考に行いました。

cncの設定

掘削開始

掘削の画像
完成

何度か試運転をしましたがまだあまり使い方を理解できておらず、予定通りに掘削できないことがあり木材を無駄にしてしまうことがありました。
その結果、完成品の形も当初の物とは違ってしまったので次回からは想定通りに進むようにしたいです。

今後の予定

今後はB4全員で本棚を作りたいと考えており、構造としてはレシプロカルを想像しています。今後も取り組み次第、進捗を報告します。

近畿大学工学部建築学科 B4の佐治です。


皆と同様に家具作りをしているので、進捗を載せます。
私は飲み物をよく机の上に置き作業するのでコースターを作ろうと持っています。Rinoserosで形を作ろうと思っているのですが、形が全然決まりません。

Rinocerosの図


手書きの図

現在は手書きの図のように水滴が右下に落ちていくような形を想定しています。今後、形や家具自体アイデアが変わるかもしれないですが、来月にまた進捗を載せたいと思います。

前回から

 ライノでコースター作りを進めていました。そしてモデリングまでできました。格子の円をもう片方にはめ、はめた方に水滴がたまるという仕組みです。

 ですが、ここから Ultimaker Cura を使いスリーディープリンターで作成しようとしたのですが、何度やっても格子とくぼみの表現ができませんでした。同じ研究室の友達と取り組んでみたのですが、エラーが直ることはなく別の物に変えようと思いました。

エラーが出たプレビュー

 過去に研究室に「ハンガーがあればみんなの服などかけてまとめておけるね」という話がありました。なので今回は簡易的ではありますが、ハンガー作りに変更しました。

モデリング

今回の形はほんとに簡易的なので、今後ひっかける部分が360度回転するような仕組みに変えたり,ハンガーの形をもっと服にフィットするような形に変えたりしていきたいと思います。

Ultimaker Curaのプレビュー

下が完成形です。密度もばらばらで幅も同じじゃないのでスリーディープリンターの設定か性能かわからないのですが、もう少し試行錯誤したいです。

今回得たもの

 今回私が家具作りを通して得た知識は道具の扱い方です。3Dプリンターは適切な温度(ノズルとフィールド)、高さ、速度がしっかりしていないとミスが発生してしまいます。フィールドの温度が上がってないとフィラメントがはがれてしまったり高さが正確でないとノズルのところでフィラメントが絡まったりと様々な失敗を重ねました。初期設定では高さが高すぎるため、-2.96にZ軸を合わせました。またフィラメントによって適正温度があるのでしっかりと確認した方が良いなと思いました。
 そして、反省点と致しましてはコースターができなかった点です。格子の表現ができなかったのは、格子が細かすぎるためできなかったのかなと思っています。ですが、くぼみの表現ができなかった理由がわからないので、またチャレンジしたいと思います。

近畿大学工学部建築学科 B4の高見です。


私は机に差し込むことのできる小さな棚を作ろうと思っています。
モデリングはRhino8でつくりました。
机に差し込む部分は切れ込みを入れています。
縦:200mm 横:200mm 高さ:450mmです。
接合部は幅10mmの凹凸としています。

Rhinoのモデル


これをNCルーターで掘削し組み立てます。
NCルーターにデータを読み込ませるためにRhino8で作ったモデルをFusionで読み込みます。(読み込むモデルは平面モデル)

Fusionで読み取った画像

Fusionで掘削の設定を行います。
設定ができたら掘削に入ります。
Fusionで作ったデータをNCルーターに読み込ませて機械の設定を行い掘削をスタートします。

掘削中の写真


掘削できたものの写真

掘削できたものを見ると思った以上に綺麗にできていました。
しかし、接合部の凹凸の部分は円形のドリルで削ったため丸みを帯びた形になっています。

次に掘削できたものを組み立てます。
そのまま組み立てようとすると接合部の凹凸の部分がうまくはまらなかったためヤスリを使って微調整しました。(この作業が思ったより大変でまる1日かかりました💦)

組み立てできたものの写真

改善点
今回は接合部を凹凸にして凹の幅と凸の幅を全く同じとしましたがそれでは凹の部分の幅が狭くなりうまくはまりませんでした。凹の幅は1mm程度余裕を持たせて設計した方がうまくいくと思いました。

近畿大学工学部建築学科 B4の大籠です。


今回、私はサイドテーブルを作成しました。

家具づくりにあたって、初めはペン立てを作成しようと思っていたのですが、10mm板から5mmの板を切り出す方法が分からず苦戦したので、今回はNCルーターの使い方を知ることに重きを置いて、シンプルなサイドテーブルを作成することにしました。

幅400mm、奥行き250mm、高さ400mmで、脚が交差するような形のサイドテーブルです。
脚を交差させるために、脚にそれぞれ長さ200mmの切れ込みを入れました。

Rhinoのモデル

cncの設定とFusionの設定は、杉本くんの記事のリンクからご参照ください。

実際に切り出したものを組み立てます。
今回切り出したパーツにある切込みや穴は、全て板の厚さ12mmに合わせてモデリングし切り出しましたが、実際に組み立てようとすると上手く凹凸がはまりませんでした。
なので、やすりで1mmほど一回り大きくするように削りだしてから組み立てました。この点に関しては、次回からしっかり頭に入れてモデリングしていこうと思います。

完成したサイドテーブル

今後の予定

今後は、今回作成する予定だったペン立てを作成していきたいと思います。
ユーモアのある、かわいらしいペン立てを作成する予定です。
そのためにも、10mm厚の板から5mmの板を掘り出す方法を調べ、作成してしていこうと思います。


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