コロナ禍の受験に寄り添って。(2)
昨年度の私の学校は、他校より一足遅れて6月から分散登校が始まりました。一週間の分散登校後、通常の学校生活が開始されましたが、私たちの役目は、当然ながら生徒の感染予防の徹底でした。学校が補助金を使い非接触式体温センサーを校門から入ったところに設置し、全校生徒がその前を通過し校舎に入ります。クラス担任は朝礼で生徒が記入した健康調査票を毎日回収します。トイレ付近や教室の入り口にはアルコール消毒液を設置しました。私のクラスは幸い人数が多くなかったので、教卓と生徒の机を2m程度離して