地表鉱物ダスト源探査ミッションの解説を今日公開。

NASAのカリフォルニア州パサディナにあるJPL研究所(Jet Propulsion Laboratory in Pasadena, Calif.)が公開している「NASA's Jet Propulsion Laboratory Day in Review」は2023年04月21日に、ある大陸で強風が鉱物の岩石粉を巻き上げると、その空気中の粒子は何千マイルも移動し、まったく別の大陸に影響を与えることがある。

大気中に浮遊するダストは、大気や地表を暖めたり冷やしたりすることがある。

NASA/JPLパブリックサービスオフィス(Public Services Office, NASA/JPL)ニッキー・ウィリック(Nikki Wyrick)がホストを務め、

NASA/JPL、パブリック・アウトリーチ・スペシャリスト(Public Outreach Specialist, NASA/JPL)のジョセリン・アルゲタ(Jocelyn Argueta)がCo-hostを務め、

NASA/JPL・EMIT主任研究員(Principal Investigator, EMIT, NASA/JPL)であるロバート・グリーン博士(Dr. Robert Green)が詳細を解説する番組をYoutubeで公開すると報告した。

この加熱・冷却効果は、NASAのEMIT(Earth Surface Mineral Dust Source Investigation/地表鉱物ダスト源探査) ミッションの焦点であり、地球の砂漠や乾燥地域の表面組成を測定することで、ダストが地球の気候に与える影響を理解するのに役立つ。

また、EMITの多機能イメージングスペクトロメーターは、強力な温室効果ガスであるメタンのスーパーエミッターを宇宙からマッピングすることができ、すでに有意義な気候変動対策に貢献していると報告している。

https://www.jpl.nasa.gov/events/earth-surface-mineral-dust-source-investigation-emit-mission
https://www.youtube.com/live/aJZouKIai_g