ETHの共同創設者ブテリン、メタバースを「定義が曖昧」と批判。
CoinDesk JAPANは2024年03月28日に、ヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)は、ソウルで開催された「BUIDL Asia」で、メタバースが適切に機能するためには、より良い定義が必要だと語った。
メタバースというとVRが連想されるが、それだけではない。
ETH(Ethereum/イーサリアム)の共同創設者、ヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)は、メタバースは我々が考えているようなものではないと述べている。
メタバースは、アバター、VR(Virtual Reality/仮想現実)、AR(Augmented Reality/拡張現実)などの技術を活用した没入型の社会的設定や経験を持つ仮想分散型世界として広く理解されており、ブロックチェーン技術がこれらすべてを結びつける結び目となっている。
「メタバースは定義が曖昧で、製品よりもブランド名として見られることが多い。メタバースは、誰もが参加でき、誰にも所有されていない仮想世界として想定されている」とブテリン氏はソウルで開催されたBUIDL Asiaで述べた。「VRとよく結びつけられるが、VRでは、ノートパソコンがなくてもノートパソコンがほしいというように、ニーズがよりシンプルになる。」
ブテリンは続けて、メタバースはしばしば仮想現実と結び付けられるが、それがメタバースのすべてであり、すべてではないと主張した。
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