在日ミャンマー人らが、「利益全額寄付」の飲食店、池袋で開店。

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アジア経済ニュースNNA ASIAは2021年07月13日に、東京・池袋で2021年06月、在日ミャンマー人らがボランティアで運営するミャンマー料理レストラン「Spring Revolution Restaurant(スプリング・レボリューション・レストラン)」が開店したと報告した。

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私は、前のミャンマー軍事政権化の時に、同様のレストランを大久保で見つけ、友人たちと入ったことがある。

店は、政情不安が続くミャンマーの民主主義の復興と、現地で困窮するミャンマー人を支援する目的で開設された。
利益は全て寄付に充てられている。

これは、大久保の店も同じであった。

確か、ミャンマー人は無料で食事が提供されていた。

https://time-az.com/main/detail/74799

店舗は開業の目的についてウェブサイトで、「2月以来、ミャンマーは軍の独裁者が起こしたクーデターにより、危機的な状況に追い込まれた。国軍は政権奪取のほか、軍に平和的に抗議する市民に残忍な弾圧を強めてきた」と説明しているという。
昔は壁に書いてあった。

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「ミャンマーの人々が抗議運動や国軍に抗議するCDM(Citizen's Disobedience Movement/市民不服従運動)を行っている間、避難者や被害者が増え続け、長期間の無収入により、市民の生活が不安定な状況になっている」と指摘した。

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「ミャンマー国内の生活に困窮した人々を助けたいという熱い思いで、在日ミャンマー人たちが力を合わせて、本レストランを開業する決意をした。」としている。

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店を運営する在日ミャンマー人のレーさんによると、店の開業資金は自らの貯金から拠出。内装なども従業員と協力して手掛けた。客層は日本人とミャンマー人がほぼ半分ずつで、6月は店舗の利益と募金を合わせ、計90万円を寄付することができたという。

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レーさんは、「店に来て、少しでもミャンマーのことについて知ってもらえればうれしい」とコメント。さらに、「日本政府にミャンマーの民主派が設立した『NUG(National Unity Government/挙国一致政府/National Unity Government of Myanmar)』を正式な政府として認めてもらいたい。日本人からも働き掛けてほしい」と訴えた。

当面の課題は、店舗の運営体制をどう安定させるかだ。
従業員は、IT関連企業の会社員やホテルスタッフ、学生など、20~30代の若者が中心。全員がボランティアのため、勤務シフトの調整が難しい。今後は店舗の長期的な運営に向けて、アルバイトの採用も検討しているという。

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店の営業時間は午前11時~午後3時、午後5時~8時。月曜定休。昼はビュッフェ形式(税込み1,000円)のミャンマー料理が日替わりで提供される。座席は約40席。

店舗基本情報

店名---Spring Revolution Restaurant(スプリング レボリューション レストラン)の緯度、経度。
35°43'53.3"N 139°42'34.2"E
または、
35.731469, 139.709497

ジャンル---東南アジア料理(その他)
予約・お問い合わせ
080-2035-0948
予約可否
住所
東京都豊島区西池袋1-20-4 第7三宅ビル 3F

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