ドイツのZIGARETTEN(タバコ)ABSATZ(販売本数)。
ドイツのインフォグラフィクスを紹介しているStatistaは2022年01月14日に、ドイツの連邦統計局「Destatis」によると、2021年にドイツで販売された課税済みタバコ(versteuerte Zigaretten)は718億本で、これは前年比2.8%の減少に相当する。
Statistaのグラフが示すように、1991年以来、売上は半減している。
https://time-az.com/main/detail/76034
これは、警告表示や広告の禁止などの対策が功を奏していることは確かである。しかし、価格展開の方がより大きな役割を果たしたと思われる。
「Destatis」によると、1989年から2021年の間に、たばこの税金は合計15回引き上げられた。
そしてまた、2022年、つまり2015年以来初めて、税金のネジが回された。
Redaktionsnetzwerk Deutschlandは、「新年のタバコ20本入り1箱の税金を平均10セント引き下げる」と書いている。
2023年にはさらに10セント、2025年と2026年にはさらに1パックあたり15セントが追加される予定である。
ちなみに、最近では別のタバコ製品が大きく成功しており、2019年以降、ドイツにおけるパイプタバコの売上は2倍以上に増えている。
私の恩師もパイプタバコは、生涯使っていた。
私もドイツでは、パイプタバコも吸っていた。
私がいた頃のタバコは、日本の倍の値段であった。
しかし、街のたばこ屋は、高級感があり、少し薄暗い。
高級なパイプが並んでいた。
売っている人も、紳士であり、服装もスーツで、革靴。慌てたり、愛想笑いすることもなく淡々と商品を渡してくれた。
そのような店しか売っていないドイツのタバコを揃えていた。
また、タバコ屋さんには、ランクがあったように感じた。例えば、最高級の店は、貴族しか行かないのではないかと思った。
実は、ツェッペリンのスポンサーは、ドイツのタバコメーカーであった。
あのような店はどうなったのだろう。