AP通信の感謝祭の料理ランキング・調査レポート。

AP通信のマーク・ケネディ(Mark Kennedy)とリンリー・サンダース(Linley Sanders)は2023年11月22日に、七面鳥は米国の地域や年齢を問わずトップだが、世代間には若干の隔たりがある。特に45歳以上のアメリカ人は、感謝祭の食卓で七面鳥を最高のものと呼ぶ傾向が強く(39%)、若い世代は24%である。

七面鳥が食卓を支配する しかし、AP-NORCの世論調査では、他の感謝祭の定番料理については意見が分かれていると報告した。

感謝祭はアメリカ人にとって団結の時かもしれないが、賑やかな食卓に並ぶものをめぐっては意見が分かれる。
パンプキン・パイのおいしさについてはほぼ意見が一致するが、七面鳥の黒肉か白身かという永遠の問題については意見が分かれる。

また、スイートポテトにマシュマロを乗せるかどうかという質問も無用だ。

鳥
The Associated Press-NORC Center for Public Affairs Researchの新しい世論調査によると、今年の感謝祭を祝う米国の成人の約10人に3人(32%)が、感謝祭のごちそうで一番好きな料理は七面鳥だと答えている。

感謝祭

感謝祭のお祝い、旅行トレンド、エンターテイメントの選択に関する洞察で、感謝祭の精神を発見できる。
感謝祭は11月の第4木曜日に行われる。
水曜日には約270万人が飛行機に搭乗し、さらに数百万人が車で移動すると予想されている。

詰め物やドレッシング(19%)、マッシュポテト(6%)が2位と3位にランクインしている。

「感謝祭といえば七面鳥です」と、調査に参加したフロリダ州ペンサコーラのラルフ・カヤさん(71)は言う。

一方、ニュージャージー州グレンロック(Glen Rock, New Jersey)に住む27歳の薬剤師、ヴァイデイ・ウパディヤ(Vaidehi Upadhyaya)は生涯ベジタリアンだ。彼女にとっては付け合わせがすべてなのだ。

七面鳥は米国の地域や年齢を問わず人気だが、世代間には若干の隔たりがある。特に45歳以上のアメリカ人は、感謝祭の食卓で七面鳥を一番おいしいと言う人が多い(39%)。

七面鳥の切り分けが終わると、10人に4人(43%)は黒肉(28%)より白身を好み、5人に1人(21%)は好みがない。高齢者は45歳以下よりも黒肉を好む傾向が強い(31%対24%)。

45歳以下の成人の約10人に1人は、大きな鳥をまったく好まない。

58歳のロサンゼルスのカルロス・ストールワース(Carlos Stallworth)は、「私は白身に限ります」と言う。「サンドウィッチにするには、黒肉のスライスは美味しくない。でも、白身ならそれができるんです」お言う。

ソース
感謝祭の食卓で一番嫌いな料理といえば、クランベリーだろう。
ただし、10人に2人が、クランベリーやクランベリーソースは欠かせないと答えている。(ちなみに、KRCリサーチによれば、感謝祭の週に食べられるクランベリーの量は8000万ポンド(約8.8億k)である。

カヤは食卓に並ぶクランベリーは「重要」だと言うが、ウパディヤヤは「かなり無関心」であり、こう付け加えた: 「あれば食べますが、決してエキサイティングなものではありません」。

料理コースをいくつか受講したことのあるストールワースは、クランベリーが大事な日に果たす役割を高く評価している: 「クランベリーは、肉の塩気や旨味とぶつかり合いたいものです。だから私にとって、クランベリーは必須なんです」。

感謝祭を祝う人々は、缶詰のクランベリーソースと自家製のクランベリーソースのどちらが良いかについて、一般的に意見が分かれている。約4分の1(24%)は缶詰のソースがいいと答え、22%は一から作ってほしいと答えている。約3分の1(35%)はクランベリーソースを好まない。

パイ
世論調査によると、平均的なゲストを喜ばせたいなら、パンプキンパイ(pumpkin pie)が無難なようだ。感謝祭を祝う米国の成人の3分の1が、パンプキン・パイを好むと答えている。

ペカンパイ(Pecan pie)は17%、アップルパイ(apple pie)は15%、サツマイモパイ(sweet potato pie)は12%だった。チョコレートパイ(Chocolate pie)とチェリーパイ(cherry pie)、ベリーパイ(berry pie)は一桁台だった。

フロリダのカヤ(Caya, in Florida)は、カボチャを避け、この地方の珍味を使う。「ジョージア州に近いので、ピーカンにしました」と彼は言う。

「サツマイモについては...」と彼は言う。
サツマイモ料理にマシュマロを使うかどうかが、この祝日の大きな分かれ目のひとつだ。およそ3分の1(32%)が、料理する人がマシュマロを入れない方がいいと答え、26%はマシュマロを入れてほしいという。さらに4分の1はサツマイモ料理がまったく好きではなく、16%は特に好みがない。

データによると、マシュマロをめぐっては地域差がある。東北人(42%)は、中西部人(29%)や南部人(29%)よりもマシュマロを否定する傾向が強い。

ウパディヤヤは両方の方法でサツマイモを食べたことはあるが、大差はないと言う: 「マシュマロなしでも十分甘いので、味にそれほど影響はないと思います。どっちでもおいしいよ」。

コックの腕の見せ所
インディアナポリス(IndianapolisIに住むローレン・フェルドマン(Lauren Feldman/39歳)は、食事を成功させるためのもうひとつの重要な要素を提案する。彼女は毎年、実家に帰ると母親が七面鳥とたくさんの副菜、クランベリーソースを一から作ってくれ、パンプキンパイも自家製の生地で作ってくれる。

フェルドマンは言う。「もし市販のものだったら、私はあまり好きではなかったと思います。」

では、誰が料理をしているのだろうか？

感謝祭を祝う人のうち、女性(34%)は男性(19%)よりも料理のすべて、もしくはほとんどを自分がやると答える人が多い。感謝祭を祝う予定がある男性(46%)の半数弱が、料理はほとんどしないか、まったくしないと答えている。女性参加者のわずか4分の1がそう答えている。

この世論調査は2023年11月2日から6日にかけて、NORCの確率論に基づくAmeriSpeak Panelから抽出したサンプルを用いて、成人1,239人を対象に実施された。全回答者のサンプリング誤差はプラスマイナス3.9％ポイント。

https://apnews.com/article/ap-poll-turkey-holiday-dishes-favorite-642fef8985b293690037d3873499762d
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