カンボジア、2023年01～08月の精米輸出、40万トン。

2023年9月17日 15:42

アジア経済ニュースNNA ASIAは2023年09月13日に、CRF(Cambodia-Rice Federation/カンボジア・コメ連盟)は2023年09月09日に、2023年01～08月の精米輸出量が40万1,699トンだったと発表した。

カンボジアの新聞「クメール・タイムズ(Khmer Times/電子版)」は2023年09月10日に、輸出額はUS$2億7,860万(約408億円)だったと報告した。

仕向け先別では、中国に全体の36%に当たる14万3,818トン(輸出額US$9,160万)を輸出。欧州連合(EU)に16万4,682トン、東南アジア諸国連合(ASEAN)に3万6,692トンを出荷した。　

2023年01～08月は、56カ国・地域に香り米、長粒白米、パーボイルドライス(精米前に蒸して乾燥させたコメ)、有機米などを輸出した。

香り米は、タイではカウホンマリと呼び、高級米で、パーボイルドライスは、ヨーロッパで一般に売られている。

しかし、タイより、カンボジアの方が米はおいしいと言われている。

農林水産省によると、足元のコメ価格は1kg当たり1,100～1,200リエル(約39～43円)で推移している。

コメ連盟は声明で、コメの価格はインドが7月に一部白米の輸出を禁止したのを受け、価格高騰で流通混乱していたが、足元では禁輸前の水準に戻りつつあると説明した。

カンボジアは2022年、59カ国・地域に精米63万トンを輸出した。今年通年の輸出量目標は70万トンとなっている。

また、ベトナム税関総局によると、ベトナムは2023年01～08月のコメの輸出量は581万4,000トンで、前年同期を21%上回り過去最大となったと報告しているが、ベトナムの場合、米や胡椒などおカンボジアから輸入して、転売もしれいるので、マーケット市場の数字をそのまま表せない部分もある。

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