見出し画像

最もスキルの高い熟練労働者が不足しているドイツの労働市場。



ドイツのインフォグラフィクスを紹介しているハンブルク(Stadt Hamburg)にあるStatista GmbHのデータ・ジャーナリスト(data Journalist)でSenior Datenredakteur(シニアデータ編集者)のマティアス・ヤンソン(Matthias Janson)の報告として、マティアス・ブラント(Mathias Brandt)、フローリアン・ツァント(Florian Zandt)の報告を交え、2022年08月12日に、IW(Institut der deutschen Wirtschaft/Wirtschaft Köln/ケルン経済研究所)のデータに基づくStatistaのインフォグラフィックが示すように、熟練労働者の不足は、ドイツ経済の重荷になっていると報告した。







労働力不足は、ソーシャルワーカーと保育・教育分野で最も顕著である。

https://time-az.com/main/detail/77492

ここでは、2021年07月から2022年06月までの期間に、専門家・スペシャリストレベルの労働者が2万人以上不足していることが示されている。さらに、老人介護、ビル電気、健康・介護の分野では、技能労働者が不足している。

IWの専門家によると、ジェンダー・ステレオタイプが、特に社会的な仕事と肉体労働の仕事が満たされない理由の一つになっていると伝えている。

例えば、衛生・暖房・空調技術では、女性の従業員はわずか0.4%で、自動車技術では4.5%になる。

職業選択におけるジェンダー・ステレオタイプを打破するために、職業オリエンテーションへの投資はできるだけ早い時期に行うべきである。

例えば、幼い頃から女子や男子がボトルネックとなるような職業に興味を持つことは有意義なことだと考えられている。また、企業がより多くの応募を得るためには、求人広告でアンダー・リプレゼント・グループを具体的に取り上げることに意義がある。
増大する労働力需要に対応するため、ドイツは第三国からの労働力移民を必要としている。

このStatistaのグラフが示すように、ドイツの労働市場では2018年から2035年の間に年間9万8000人の移民労働者が必要になるという。その後の数十年間で、需要は年間最大19万7千人にまで増加するという。

しかし、昔からドイツは、若い国民がドイツ国内で働かず、また移民労働者に対して人種差別が起こるなど、旧東ドイツで表面化している、

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?