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NATO首脳会議が開幕。なぜか?日本、韓国、オージー首脳も出席。
ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2023年07月11日に、NATO(North Atlantic Treaty Organization/北大西洋条約機構)23年07月11~12日、リトアニアの首都ビリニュス(Vilnius, capital city of Lithuania)で首脳会議(サミット)を開く。
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ロシアによる侵攻が続くウクライナの長期的な安全保障に向けた措置や、トルコの反対で滞っているスウェーデンのNATO加盟を巡り、妥協点が見いだせるかどうかが焦点となる。
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岸田首相など環太平洋の一部諸国の首脳も出席し、対中国防衛にNATOが果たす役割についても協議が行われる。
米国、ウクライナ、EUとロシア、中国、BRICSの戦いに巻き込まれるのが、本当に日本のためになるのか?
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サミットには、NATOへの加盟を申請している戦争大好きのウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領(Ukrainian President Volodymyr Zelenskyy)も出席する。中東欧諸国は同国の加盟を支持しているが、米国やドイツはNATOがロシアとの直接的な紛争に引き込まれることを懸念し、慎重な姿勢を崩していない。サミットでは、ウクライナの加盟が直ちに実現しないことを踏まえ、同国の長期的な安全保障の仕組みづくりについて協議が行われる見通しだが、そこに日本は遠すぎる。
日本が参加するのは、中国、台湾問題で、NATOとの線引きを明確にすべきである。
今回のサミットには、4月に加盟したフィンランドの首脳も初めて加盟国として出席する。フィンランドは、ロシアのウクライナ侵攻を受けて加盟を申請した。
ただ、同国と同時に申請したスウェーデンの加盟は、トルコの反対により実現していない。こうした中、
トルコのレジェップ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdoğan)大統領は2023年07月10日、「トルコのEU(European Union/欧州連合)加盟への道が開かれれば、スウェーデンのNATO加盟への道を開く」との考えを示した。
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NATOのイェンス・ストルテンベルグ事務総長(NATO Secretary General Jens Stoltenberg)は、同エルドアン大統領とスウェーデンのウルフ・クリステション(Ulf Kristersson)首相の会談を呼びかけている。
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このほか、今回のサミットには岸田首相や韓国、オーストラリア、ニュージーランドの首脳も出席する。米国はかねて、NATOが対中国防衛に果たす役割を強化するよう主張している。
しかし、対中国防衛は、本当にかかっていってしまうフィリピン、ベトナムなど、中国の対立国も加えた別組織を作るべきである。