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シンガポール国立大スタートアップ支援機関、愛知に拠点設立。

アジア経済ニュースNNA ASIAは2022年08月22日に、愛知県の大村秀章知事は2022年08月18日に、NUS(National University of Singapore/シンガポール国立大学)を訪問し、NUSの関連機関が運営するスタートアップ支援機関「ブロック71(BLOCK71)」の拠点を名古屋市内に開設する合意書に署名した。

同機関の拠点が日本に設置されるのは初となる。

https://time-az.com/main/detail/77578

「ブロック71」は、シンガポール国立大の起業支援部門NUSエンタープライズ(NUS Enterprise)が運営。
スタートアップやインキュベーター(起業支援事業者)など最大1,000社の集積地となっている。
海外では米国サンフランシスコ、インドネシア・ジャカルタ、バンドン、ジョクジャカルタ、中国・蘇州に拠点がある。

今回の合意で、名古屋市にある愛知県のスタートアップ育成拠点「プレ・ステーションAi(PRE-STATION Ai)」と2024年に開設される同様の拠点「ステーションAi(STATION Ai)」に、「ブロック71名古屋(BLOCK71 NAGOYA)」を開設することが決まった。

NUSエンタープライズが主催する大学生向けの起業家養成プログラムに、愛知県内の大学生の参加枠も設ける。シンガポール国立大学が主催する東南アジア最大級のイノベーション(技術革新)に関する展示会や、NUSエンタープライズ主催の東南アジア市場展開支援プログラムにもそれぞれ愛知県のスタートアップの参加枠を確保する。

大村知事は、「ブロック71名古屋の開設を契機に、今後も(シンガポール国立大との)交流・連携を進めていきたい」と述べた。

署名式に出席したシンガポール国立大総長のタン・エン・チャイ(Tan Eng Chye)は「当大学は愛知県と同様に世界中の機関とのネットワークを活用し、グローバルな視点でスタートアップを支援している。大学の役割がスタートアップのエコシステム(生態系)形成には不可欠だ」と説明した。

愛知県は自動車や航空宇宙などの分野で、日本でも有数の産業集積地域となっている。大村知事は2019年にもシンガポールを訪問。スタートアップのエコシステムを構築し、新たな産業を育てることを目指し、シンガポール国立大とスタートアップ支援で提携する覚書を交わしていた。

シンガポールは狭い国である。あらゆる地域で利用できるものはどんどん取り入れて大きくなってきた。これもその一環である。

2022-08-08---シンガポール国立大学、都市型農業研究センターを開設。

https://www.youtube.com/watch?v=NJpU2KQPFtA&feature=emb_imp_woyt

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