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イギリスのスターマー首相、中国の習近平主席と6年ぶりの会談で関係修復へ

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2024年11月19日に、イギリスの労働党(Labour)の党首サー・キア・スターマー(Sir Keir Rodney Starmer)首相は2024年11月18日に、ブラジルのリオデジャネイロ(Rio de Janeiro, Brazil)で開催中の20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)で、中国の最高国家主席習近平(习近平/President Xi Jinping)と会談し、「強固なイギリス中国関係が重要だ」と述べた。両国首脳の直接会談は、2018年以来初めてで。イギリス政府は、中国政府が香港で民主活動家を弾圧したことなどから悪化した関係の修復を目指すとみられると、BBC電子版などが伝えたと報告した。

スターマーは会談の冒頭、「われわれは両国の関係を、一貫性があり、永続的で敬意に満ちたものにしたい。できる限りサプライズは避けたい」とあいさつ。「イギリスは予測可能で一貫性があり、法の支配にコミットする主権国家だ」と述べた。今後、北京かロンドンで2国間会談を実施することも提案した。

イギリスにとって中国は6番目の貿易相手国で、全体の5%程度を占める。政府は対中貿易強化により、経済回復を目指す思惑がある。スターマーは声明で、「世界の主要経済国との緊密な協力は、イギリスへの投資を確保し、成長促進のために必要な雇用の創出に不可欠だ」と述べた。

最後に習主席と直接会談したイギリス首相は、テリーザ・メイ(Former British Prime Minister Theresa May)元首相だった。両国関係は「黄金時代を迎えた」ともいわれたが、香港での民主活動家弾圧や新疆ウイグル自治区での人権問題により、関係は悪化。
イギリスのリシ・スナク前首相(Former Rishi Sunak British Prime Minister)は中国について「わが国の経済安全保障に対する最大の国家ベースの脅威」と語っていた。

エリザベス女王は、習主席がイギリスに来た時「非礼」といった。

しかし、共産主義に「礼」と言う考えはあるのだろうかと、考えた込んだことがあった。

労働党党首なら、理解できるかもしれない。

https://europe.nna.jp/news/show/2729615
https://www.cnbc.com/2024/11/18/uks-starmer-calls-for-consistent-durable-ties-with-china-in-xi-meeting.html
https://www.politico.eu/article/keir-starmer-xi-jinping-uk-china-g20-meeting-brazil/
https://www.bbc.com/news/articles/c0rgx9vrv18o

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