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アップル、中国で「最悪の年間業績」スマホ開発の一時休止

米国の噂のチャンネル新聞「ニューヨークポスト(New York Post)」は2025年01月16日に、調査会社Canalys(カナリス)のデータによると、アップルは2024年に中国最大のスマートフォン販売業者の座から転落し、中国での年間出荷台数が17%減少したことから、現地のライバルであるVivoとHuaweiがアップルを追い抜いた。

データによると、これはアップルにとって中国での年間売上高の減少としては過去最大で、最終四半期の25%減を含め、全4四半期で縮小した。

iPhoneの生産が、インドとベトナムに移った。

しかし、市場がそこまで追いついていない。

アップルの株価は木曜日に4%下落した。

通年では、低価格スマートフォンメーカーのVivoが中国で17%の市場シェアを獲得し、高級スマートフォンメーカーのライバルであるHuaweiが16%、Appleが15%でこれに続き、世界最大の市場の一つである中国で国内メーカーからの販売圧力が高まっていることが示された。

この減少はまた、ChatGPTが利用できない中国で販売されている最新のiPhoneに人工知能機能が搭載されていないことなどの要因が、Appleの競争力を蝕んでいることを示している。

これはアップルは十分理解してる。

インドとベトナムで生産したiPhoneの市場開拓が急務である。
しかし、それは中国生産の急速撤退で分かっていた。

「これは中国におけるアップルの年間業績としては最悪の数字だ」とCanalysのアナリスト、トビー・チュー(Toby Zhu)は述べた。

「アップルのプレミアム市場での地位は、複数の課題に直面している。Huaweiの継続的な主力製品のリリース、高価格帯での国産折りたたみ式スマートフォンの急増、そして技術革新を通じて消費者の忠誠心を築いているXiaomiやVivoなどのAndroidブランドだ」と同氏は述べた。

アップルは、2019年に米国の制裁によりファーウェイ(Canalys)がエンティティリストに載せられ、米国の技術へのアクセスが制限された後、4年間の安定した成長を享受していた。

アップルはコメントの要請にすぐには応じなかった。

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