ファウチ博士、西ナイル・ウイルスによる入院から回復中。
CNNのサンジェイ・グプタ博士( Dr. Sanjay Gupta)とキャサリン・ディリンジャー(Katherine Dillinger)は2024年08月24日に、元国立アレルギー感染症研究所所長のアンソニー・ファウチ博士(Dr. Anthony Fauci, former director of the National Institute of Allergy and Infectious Diseases)は、西ナイル・ウイルス(West Nile virus)に感染して入院した後、自宅で療養中であると広報担当者が述べたと報告した。
ホワイトハウスのコロナ・ウイルス対策チームの一員として有名になった長年の公衆衛生当局者であるファウチ博士は、完全に回復する見込みであると広報担当者は述べた。
毎年約1,000人のアメリカ人が、感染した蚊に刺されて広がる西ナイル・ウイルスの最も重篤な形態で入院しています。さらに平均1,500人が症状が現れてから診断されますが、専門家は、米国での感染者の80%が特定されていないと推定しています。
西ナイル・ウイルスにはワクチンや特別な治療法はありません。ほとんどの症例は軽度で、インフルエンザのような症状と発疹を引き起こします。約150例中1例の割合で、ウイルスが脳や神経系に侵入し、脳の腫れ、脳損傷、または死に至る可能性がある。米国では毎年約100人が西ナイル・ウイルス感染で死亡している。
ウイルスの活動が最も活発になるのは、通常8月と9月である。米国疾病予防管理センターの予備データによると、8月20日現在、今年は33州で216例が報告されており、そのうち142例が神経侵入例である。
CNNのブレンダ・グッドマンがこのレポートに協力した。
2023年01月23日---ウイルス性疾患と脳疾患の関連性を示す大規模な健康記録。
2016年08月23日---ニューヨーク市は最初の西ナイル熱感染を報告。
2013年01月05日---遺伝子組み換えの蚊は米国で病気を予防できるか?!
2009年08月12日---シカゴ郊外で広がった西ナイル・ウイルス調査は、答えを導き出す?!
2005年08月30日---米国のハリケーンより恐い!伝染病の危険。
https://edition.cnn.com/2024/08/24/health/fauci-west-nile-virus/
https://www.cnn.com/2024/07/27/health/early-west-nile-virus-activity-spike-infections
https://www.cdc.gov/west-nile-virus/data-maps/current-year-data.html