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ドイツとイタリアの首脳会談により、エネルギー協力強化で合意。

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2023年11月22日に、2022年03月07日に、ドイツのオラフ・ショルツ(Olaf Scholz)首相「代替手段」がないため、ロシア産石油・ガス輸入継続と言っていたが、米国のジョー・バイデン大統領(President Joe Biden)に押し切られ、ドイツ政府、ロシアへの依存脱却向け、動き出した。

2022年09月26日に、極右の女神ジョルジア・メローニ(Giorgia Meloni)がイタリアの選挙で勝利を収め、イタリア初の女性首相になり、イタリアの石油・ガス大手のENI(Ente Nazionale Idrocarburi/イタリア炭化水素公社)は2022年10月05日に、規制変更に伴う制約が解消され、ロシアからのガス供給が再開したと発表した。

2022年の時は、BRICS加盟国として中間にインドが仲介し、ドイツにロシアのエネルギーが供給された。

ドイツのショルツ首相は2023年11月22日に、イタリアのメローニ首相との間で、両国がエネルギー分野などで協力関係を強化することで合意した。

ショルツ首相は共同記者会見で、「長期的な供給安全保障を強化するため、エネルギー分野での協力を拡大したい。」と強調した。その上で、「アルプスを横断する新しいパイプラインで、両国の供給体制の安全性を高めたい。」と述べた。

つまり、EUやECの制裁を無効化している裏取引である。

ウクライナのテロリストにパイプラインを爆破されなかったら、さらに簡単であった。

そのテロリストに、ドイツは戦車を提供している。

ただし、ドイツから提供された戦車は、そのままでは、ほとんど使い物にならないとも言われている。

ドイツとイタリアの両国は、新たなパイプライン計画について調整を進めており、遂行に向け「早期に協定を締結したい。」とショルツ首相に考えが明らかになった考えだ。

今回の合意では、同計画のほか、環境対応や安全保障、不法移民への取り組みなどの分野で緊密に協力する方針を決めた。

もう、バイデンも先が見えた。

2022年10月05日---時代は変わった!ロシア国営ガスプロム、イタリアへのガス供給再開を発表!

https://europe.nna.jp/news/show/2595164
https://www.bundesregierung.de/breg-de/suche/pressekonferenz-von-bundeskanzler-scholz-und-ministerpraesidentin-meloni-zu-den-32-deutsch-italienischen-regierungskonsultationen-am-22-november-2023-2241956
https://www.tagesschau.de/ausland/aktionsplan-zusammenarbeit-deutschland-italien-100.html
https://www.europarl.europa.eu/thinktank/de/research/advanced-search/pdf?geographicalAreas=EURUNI
https://www.br.de/nachrichten/deutschland-welt/ereignisse-im-russland-ukraine-krieg-aus-kw-50-im-rueckblick,TP8NCe2

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