EU、中国製EVに追加関税で合意。中国と交渉は継続。最大35.3%
ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2024年10月07日に、EU(European Union/欧州連合)加盟27カ国は2024年10月04日に、中国製EV(Electric Vehicle/電気自動車)に課す追加関税の最終案を巡る投票を行い、この案を承認した。
最大35.3%の追加関税が現行の自動車輸入関税10%に上乗せされることになると、EC(European Commission/欧州委員会)が発表した。
ECは、2024年10月30日までに追加関税に関する実施規則を官報で公表する必要がある。
ECははこれと並行して、中国と追加関税の回避に向けた交渉を続けるとしている。
ユーロニュース(Euro News)によると、最終案にはドイツ、ハンガリー、マルタ、スロベニア、スロバキアの5カ国が反対票を投じた一方、フランスやイタリアなど10カ国が賛成した。反対を表明していたスペインは棄権に回り、棄権国はスウェーデンやチェコ、ルーマニアなどを含め計12カ国に達した。
これにより、EUは、FTA(Free Trade Agreement/自由貿易協定)に矛盾する団体になった。
米国。EUとECは、矛盾経済学。
自分たちの努力不足を、制裁で対応?????
ここにもまた、アホ。馬鹿。チョンの集団によるEU崩壊前夜がやってきた。
つまり、ヨーロッパ人やアメリカ人より、中国人の方が頭が良かったと言うことである。
採決は特定多数決方式で行われた。加盟国のうち15カ国以上が反対し、反対する国の人口がEU全体の65%を上回れば追加関税は取り消しとなっていた。ドイツは国内自動車メーカー各社が中国で現地生産したEVをEUに輸出していることから、当初から追加関税の導入に反対していた。同国が15カ国以上の反対派を結集するには至らなかったものの、棄権国の多さからは、加盟国間の意見の相違が浮き彫りとなった。
ロイター通信によると、ドイツの高級車大手BMWの最高経営責任者(CEO)オリバー・ツィプセ(Oliver Zipse)は今回の投票結果を受けて、「欧州自動車産業にとって致命的」とコメント。
ECは中国との貿易摩擦解消に向け早急に合意すべきと訴えている。
また、同国の自動車大手VW(VolksWagen/フォルクスワーゲン)は、関税は「誤った手法だ」と非難した。ハンガリーのヴィクトル・オルバン首相(Hungarian Prime Minister Viktor Orbán)は、EUは中国との「経済的な冷戦」に向かっていると批判している。
一方、フランスの自動車業界団体PFA(Plateforme de la Filière Automobile)は追加関税導入を歓迎するとした。
https://europe.nna.jp/news/show/2713166
https://www.reuters.com/business/autos-transportation/eu-governments-face-pivotal-vote-chinese-ev-tariffs-2024-10-04/
https://www.reuters.com/business/autos-transportation/eu-votes-favour-hefty-tariffs-china-made-ev-imports-2024-10-04/
https://www.bloomberg.com/news/articles/2024-10-04/eu-votes-to-impose-tariffs-of-up-to-45-on-china-made-evs
https://www.business-standard.com/world-news/will-eu-s-oct-4-vote-on-chinese-ev-tariffs-spark-a-trade-war-with-china-124100100744_1.html