フランスの新政権は不信任投票に直面する中、極右の支持に頼っている

2024年10月9日 17:38

保守派のミシェル・バルニエ首相(Prime Minister Mchel Barnier)率いるフランスの新政権は、火曜日に議会で不信任決議を控えており、極右の支持に頼らざるを得ないだろう。
この動議は、6月から7月にかけての議会選挙で最多票を獲得したものの過半数には届かず、エマニュエル・マクロン大統領(President Emmanuel Macron)が新首相を選出する際に排除された左派連合「新人民戦線(New Popular Front)」が呼びかけた。

フランスの少数派政権は、火曜日に行われる不信任投票を乗り切るとみられる。これは、政権維持のために極右の善意に頼らざるを得ない保守派の新首相ミシェル・バルニエにとっての試練となる。

バルニエの脆弱な政権は、議会で過半数を獲得できないまま来年の予算を承認するという大きな課題に直面している。

6月から7月にかけて行われた議会選挙の後、フランスの強力な下院である国民議会は、新人民戦線(New Popular Front)、マクロン大統領の中道派同盟(Macron’s centrist allies)、極右の国民連合党(far-right National Rally party)の3つの主要勢力に分かれている。いずれも過半数を獲得していない。

不信任動議(no-confidence motion)は、極左のフランス不屈党(the hard-left France Unbowed)、社会党(Socialists)、緑の党(Greens)、共産党(Communists)からなる左派連合、新人民戦線の議員192名(192 lawmakers of a left-wing coalition, the New Popular Front)によって提出された。可決には289票が必要だ。

125人の議員を擁する極右政党「国民連合(National Rally group)」は、今のところ不信任決議案への投票を棄権すると発表した。極右政党のリーダーで自身も議員であるマリーヌ・ル・ペン(Marine Le Pen)は、政府に「チャンスを与える(give a chance)」ことにしたと述べた。

バルニエ内閣は、主に同氏の共和党員とフランスのエマニュエル・マクロン大統領の同盟の中道派議員で構成されており、議員数は合わせて200人強。

左派議員らは、国民議会で最多議席を獲得したにもかかわらず少数派政権を樹立する機会を与えられなかったとして、バルニエ氏を首相に選んだことを非難した。この政権は「直近の議会選挙の結果を否定するものだ」と動議には記されている。

まだまだ先がある。

EUは、親プーチン派が増えている。

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