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ポメラの次期モデルに望むこと

前に、ポメラの次期モデルについて考察した。その中で、これまでの発売時期から現行機種のDM200の後継機は「2021年11月頃発売される」と予測した。

2018年のポメラ10周年の時に、ユーザーアンケートでポメラに対する要望を募集していた。開発に掛かる時間を考えると、このときに集めた要望を元に開発が進んでいると思いたい。

そこで私も、次期モデルについて「こうなればいい」と思う願望を書いてみる。

筐体

DM200の大きさ重さがベストバランスだと思うので、あまり変えないでおいて欲しい。大きさは画面とキーボードのサイズと連動しているので、今以上小さくなって欲しいとは思わない。重さは軽いほど嬉しいが、各部の堅牢さとの兼ね合いもあるので、無理は言えない。

画面

DM200のモノクロ液晶は画質も解像度も十分に感じる。

筐体の大きさが同じ程度なら画面の横幅は広げられる余地があるが、横書きの文章を書くのに今以上に広がるとバランスが悪い。

DM30で採用した電子ペーパーも視認性の良さとバックライト不要による省電力な点は魅力的だが、書き込みの遅延が改善されない限り採用されない気がする。

ただ、過去のインタビューで「前のモデルの部品が生産終了で入手できなくなった」との記事があった。モノクロ液晶に適した部品が入手困難な場合は、電子ペーパーの採用があるかもしれない。

キーボード

DM200の打鍵感は、ほとんどのノートパソコンのキーボードよりしっかりした感触なので、最低限この性能を維持して欲しい。

キーピッチも配置も不満はないが、あえて言うと、Menuキーを使った操作にはパソコンと並行して使っていると違和感を感じる。Altと文字キーの組み合わせでコマンド入力できるようにして、Menuキーの代わりにFn(ファンクション)キーで特殊キーを使えるようにして欲しい。(いまはAltキーがFnキーと同じ機能)

バッテリー

単三電池の採用を望む声もあると思うが、性能とのバランスを考えると、現在の専用充電池がベストか。

ヘビーユーザーからはバッテリーの寿命を心配する声もあり、交換サービスを実施してくれるとベスト。


かな漢字変換

DM200のATOKで変換精度に不満はない。ただ、パソコン版・スマホ版にはあってポメラ版にはない推測入力機能は、できれば搭載して欲しい。

それと、新しい単語を中心に辞書をアップデートして欲しい。

連携機能

DM200最大の不満点であり、この点は是非改善して欲しい。

「アップロード機能」としてメールを送れるが、実用的には、GoogleドライブやDropboxの特定のフォルダーと拡張子「.txt」のファイルだけ同期する機能がないと、パソコンやスマホとの使い分けがスムーズに行かない。

それに関連して、スタバなどで見られるWi-Fi接続でブラウザによる認証が必要な方式にも、何とか対応して欲しい。

価格

DM200の売り出し価格49,800円が上限だと思う。

従来のポメラユーザーなら5万円近くの値段でも買うと思うが、ユーザー層を広げるためには、せめて3万円台で出て欲しい。

総論

DM200を使っていて、不満なのがパソコン(Windows機)やスマホ(Android)との連携機能で、ここがファームウェアの更新で対応して貰えれば、次期モデルが出なくても壊れた時の予備にもう一台買ってもいいとさえ思っている。

価格のところで書いたが、開発費の回収が困難なら、連携機能だけを改善したマイナーチェンジモデルをDM250とでも名付けて3万円台で出して欲しい。これで、数年間繋ぐという手もあるのではないか。

以上が、私がポメラ(特にDM200)の次期モデルへの要望だ。

ここで、書くだけでは自己満足で終わってしまうので、この文章をちゃんとキングジムに送るつもりでいます。(次期モデルが2021年中に発売されるのであれば仕様は固まっている時期と思いますが、何かの参考にはなると思うので)

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