
はじめまして。「DIG2Next」公式note編集室です
いきなりですが、皆さんは日本における「DX」の状況について、どう思いますか?
まず、私たちの見解をお伝えしましょう。日本はグローバルに比べると、周回――、いや、三周は遅れている。そう考えています。
たとえばいま、マイナンバーカードを巡って毎日のように様々なトラブルが報じられている現状からも窺い知れます。その原因を「普及と様々な用途に拡大を急ぎ過ぎた結果」とする論調が、メディアの中には散見されます。しかし、それが必ずしも正しいとは言い切れません。
問題の本質は、デジタル化やDXを適切に進める上の前提条件となる「デジタルサービスマネジメント」の仕組みが構築できていないことなのです。
日本では政府や企業だけでなく、メディアも含めた社会全体が、デジタルサービスマネジメントに対するリテラシーが不足している。この問題に着目したいのです。
現状が改善されないままだと、グローバルとの遅れを取り戻すどころか、手が届かないほどに突き放されてしまいかねません。既に危機的状況と言っていいでしょう。
ここを乗り越えるには、何をすべきか。そのヒントとなりうる知見を公開しながら、問題への解答を皆さんと一緒に考えていければと思い今回、noteを始めました。
これからデジタルサービスマネジメントやDXに関して、皆さんのお役に立てるような情報を発信していきます。どうぞよろしくお願いします。
そもそも「DIG2Next」とは何か?
その前に。「DIG2Next」とは何か、ご存じでない方の方が多いと思います。簡単に説明させてください。
「DIG2Next」では、デジタルサービスマネジメントやDXに関する知識を身につけるためのオンライン研修プログラムを展開しています。講師と受講者がインタラクティブにコミュニケーションをしながら進めることで、実践的な知識を身につけられるのが最大の特長です。
「DIG2ネクスト」は、企業向けのコンサルティング事業も展開しています。事業を通して培ってきた実践的な知見は、「DIG2Next」の教育プログラムにも反映されています。
「DIG2ネクスト」の代表で、講師も務める鈴木寿夫は「ITIL®」のエキスパート認定資格を日本で初めて取得しました。
noteでは鈴木をはじめとする私たち「DIG2Next」公式note編集室が、これまでの経験から培ったデジタルサービスマネジメントやDXに関する様々な実践的知見を紹介していきます。
本noteの内容が、皆さんの所属する企業や組織のデジタルサービスマネジメント向上、DX推進につながり、ひいては日本が直面する危機を乗り越える礎になることを、願ってやみません。
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