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Dify×LangSmith連携、LangSmithのセットアップ方法

はじめに

Difyを使ってチャットボットを開発している方、あるいはこれから開発を検討している方で、「LangSmith」 というツールを耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

しかし、「聞いたことはあるけど、実際どんなことができるのかよく分からない…」という方も少なくないはずです。

LangSmithは、チャットボットなどLLMアプリの開発や運用を支援するツールで、Difyで作成したチャットボットの分析、評価や改善に役立つ機能を提供しています。

LangSmithを使えば、Difyチャットボットの会話ログを収集して分析することが可能です。

本記事では、LangSmithの概要、LangSmithのトレーシングの設定方法、Difyとの連携方法を、LangSmith初心者の方にも分かりやすく解説します。


※Difyに関するご相談

本題に入る前に、Dify BaseではDifyコンサル/Difyツール受託制作など、Difyに関するご相談を受けています。
お問い合わせはXのDMまたは、下記のGoogleフォームからお願いいたします。


LangSmithとは

この章では、LangSmithがDifyユーザーにとってどのようなメリットあるののか、特に3つのポイントをご紹介します。

メリット1: チャットボットの実行ログの収集

Difyでチャットボットを作成・運用していると、「ユーザーがどんな質問をしているのか?」「チャットボットは適切に応答できているか?」といった点が気になるのではないでしょうか。

しかし、Difyの標準機能だけでは、これらの詳細な情報を確認することは難しいです。

LangSmithは、Difyと連携することで、チャットボットの実行ログを自動的に収集・記録します。 これにより、以下のような情報を簡単に確認できるようになります。

  • ユーザーからの入力: どんな質問やリクエストが送られているのか?

  • チャットボットの応答: それに対して、どのように回答したのか?

  • 利用されたデータやツール: どのデータソースやツールを参照して回答を生成したのか?

  • 処理にかかった時間: 応答を生成するまでに、どれくらいの時間がかかったのか?

これらの情報を分析することで、チャットボットの強みや弱みを把握し、改善に繋げることができます。

※noteメンバーシップ開設

Dify Baseでは、メンバーシップを開設しました。

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