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病院実習でみるべき一番のポイント

さて、次は実際にどんなところを見てきたらよいか。

将来の就職先を、病院または委託、施設など、いわゆる昔から変わらない、管理栄養士の就職先に置いている子たちには、とにかく耳をダンボに、背中にも目を、得られる情報・雰囲気は、五感を研ぎ澄ませてすべて見てくるべし。

もちろん上記以外の就職先を考えている場合も同じだけど、そういう場合は、少し引いた目線でみることができるので、就活を通じて、業界別の雰囲気の違いや慣習の違いなどを比較する材料に使ってほしいと思う。もちろん、おそらく栄養士または管理栄養士の資格をとることは考えていると思うので、栄養士の卵として他人事ではなくしっかり見てきてほしい。

管理栄養士専攻などは、他の学科に比べて無駄に忙しいことが多いので、もしかしたらバイトをする時間がない子もいるかもしれない。バイトをしていれば働くいろはは経験できるけど、未経験の子は、ぜひ「働く」ことがどんなことなのか、実際にみてきてほしい。

きっと、病院のスタッフは、色々悩んで働いていると思う。他の職種と同様で、やっぱり病院の管理栄養士も忙しい。時間内にすべきことが無駄にあるので、業務に追われながら実習生に説明をしたりしているので、よく理解できない部分もあるかもしれない。でも、何でかな?と疑問に思ったことは、その場でもいいし、あとででもいいし、やっぱり解消すべきなので、勇気をもって聞いてみてね。

スタッフは忙しいだろうし、組織で働いているので上下関係もあるだろうし、そんな日常を見学できるのは、実習生以外他にいない。

ぜひ、スタッフの様子を観察しながら、働くって、面白うそう楽しそうでも一部面倒くさいこともありそう、、、など、生の現場で自分がどう感じるか、ぜひ五感を研ぎ澄ませて見てきてね。

まとめると、病院実習で一番みたいところは、スタッフの仕事ぶり。

どんな表情で働いているか。イキイキしているか、そうでないか。仕事ぶりの観察が一番のおすすめ。これをみると、自分は将来こういう現場で働くことを好むだろうか、もっと違う世界で働きたいと感じるだろうか。就活で悩む時期、または就職先について考え始める時期かもしれないので、そこで働くスタッフを将来の自分に置き換えて想像してみてね。きっと就職先の選択に役立つはず。

(とは言っても筆者は、病院では絶対に働きたくないと思ったのに、結局病院に漬かっているので、直観と異なる結果になるかもしれない、という話はまた別の機会に。)

つづく。


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