30後半からの衰え・・
若い頃は自分の肌にある程度の自信があったこともあり、今振り返ると他の人よりもスキンケアを怠って過ごしていました。そのツケが現れてきたのは、30代後半を迎えた頃から。
まず肌に現れたのはシミ。紫外線ケアをしないまま日焼けをしていたダメージが蓄積され、薄い茶色の老人性色斑と思われるシミが頬の高い部分やこめかみにポツポツと出てきました。次に気になり出したのは目尻の小シワ。特に笑った時に目立つことから、他の人と接している時にも思いきり笑うのをはばかるようになってしまいました。
また肌の乾燥がひどくなり、外部刺激を受けやすい状態に。季節の変わり目などには肌が揺らいで、それまで大丈夫だったスキンケア商品が合わなくなることもありました。
毛穴の開きはもちろん、肌に弾力がなくなってきたこと、何となく顔色が冴えなくてくすんでいることなど、肌に関する悩みは増えていく一方。肌の状態がよくないので、いくらメイクで隠そうと思っても厚化粧になって肌に負担をかけるなど、悪循環に陥っていました。通常の加齢に伴う肌の衰え以上に、自分の肌のおばさん化が進んでいるようで、見た目年齢に自信が持てなくなっていました。
このままではいけないと、遅ればせながらスキンケアに本腰を入れて取り組み始めたのは38歳の時。目標に掲げたのはツルンとなめらかな陶器肌。体の外側からと内側からの両方のアプローチが必要だと考え、スキンケアの見直しと生活習慣の改善をしました。毛穴は専用のものが良いと知り、DUOリペアショットを買いました。
スキンケアでは、まず肌作りの基本となるクレンジングと洗顔の見直し。汚れを落とすことと肌の保湿を兼ね備えたクレンジング剤と洗顔料を選び、かつ肌への刺激ができるだけ少ない洗い方を心掛けています。特に朝は洗顔料を使わず、ぬるま湯だけで洗うようにしています。そして高保湿重視のスキンケアに、シミやたるみに効果があるとされる商品をプラス。特にシミは美白化粧品を継続して使用することで、現在はほとんど目立たないほどに薄くなっています。
生活習慣の改善では、食生活と睡眠そして適度な運動と紫外線対策。栄養バランスがとれた食事にはもちろんですが、肌に良いとされる栄養素を積極的に摂取することを意識して生活しています。ウォーキングなどの軽めの運動を取り入れていますが、紫外線対策も欠かしません。
手遅れかも・・と思いながらスタートした肌の改善策ですが、それから10年以上が経過し、今は「陶器肌」とまではいかなくても「実年齢にしてはキレイ」と言われる肌を保つことができています。
肌に少し自信が持てることで、人との関わり方もファッションも変わってきたように思います。またキレイな肌作りのためと思って取り組んでいることが、肌だけでなく体の健康やダイエットにもつながっています。今日のスキンケアが未来の肌をつくると考え、今後年齢を重ねても取り組んでいこうと思っています。