2021年ベストソングまとめ
昨年から上半期と下半期にベストアルバムのブログを書いていますが、
私が毎年年末に私が楽しみにしている件があって、それが
海外の音楽批評媒体の発表する年間ベストソング!
年間アルバムと共にシングルを中心とした年間ベストソングのリストも作成する媒体があって。毎年一年を振り返りながら聴いたりしています。
今年のリストはこんな感じ。
で、私は昨年はベストソングを上半期と下半期で1曲ずつ選んだんですけど、今年は自分もリストを作りたくなっちゃって(笑)
今年の自分的ベストソングを選びました!!
そのプレイリストがこちら♪
というわけで、1曲ずつレビューしていきます♪
SZA 「Good Days」
こちらリリースは昨年なんですが、今年の特に前半にめちゃくちゃ聴きました。
私は普段はロック寄りで音楽を聴きがちでR&Bやヒップホップは疎めですが、そんな私でもSZAは1stアルバムが出た時から気に入ってて、このシングルでさらに大好きにさせられちゃった1曲です。
メロディはもちろん、ハープ音が使われたゆったりしたアレンジや多重録音的なコーラス(Jacob Collierが参加)が心地よくて、疲れた時とかに聴くと抜群に癒されてましたね~。
曲のタイトル「Good Days」っていうのがそもそも好きで。曲にもとても合ってると思います!
Olivia Rodrigo 「Traitor」
オリヴィアに出逢えたのは私の今年の大収穫の一つなんですけど、中でもこの曲はとても好きで。
先行シングルが出るたびにどんどん好きになっていったタイプの子なのですが、アルバムが出た時に1曲目が「brutal」で2曲目が「Traitor」で。
この2曲でとても驚かされました。特にこの曲は先行で出た3曲よりもさらにインディ系で完成度がもっと高く、「この子凄き!」と感心してしまった1曲です。
聴くたびに気持ちが入れ込めるというか、とても心地よくて。あと編曲ですね。コーラスの音の重ね方なんかも明らかにアイドル系ではなくて。やっぱりファンの間でも人気らしくて後にシングルカットされました。
彼女の場合、アルバム全曲がもうめちゃくちゃ聴かれてるのでシングル切らなくても全然売上に影響はなかったと思うのですが、「Drive license」よりも舞台映えするいい曲だと思います。彼女とPDのDan nigroと二人でしか作ってないって知ってぶっ飛びました(笑)
The Kid LAROI「Stay feat. Justin Bieber」
この曲も今年激ハマりした1曲です!ビーバーの「Peaches」を選ぶ批評媒体は結構あったのですが、私的にはビーバー曲としてもラロイ曲としても断然こっちです!!この曲はビーバーの今年出したアルバム「Justice」でも数曲あった80sあたりのロック調のシンセ感を取り入れた疾走感溢れるポップソングで、ラロイのいいところもビーバーの声もとても良く活かされた曲になっていると思って。
まーこの曲も売れたな〜(笑)PDは今をときめくロックPDのOmer Fediに加えて、Cashmere Catを入れてきてるので、シンセの心地よさも絶大です。で、なぜかチャーリー・プースが作曲で参加していて侮れないな、彼も。
珍しく日本のSpotifyチャートでもTOP10以上をずっとキープしてた曲です。こんな鎖国日本で!今年を代表する1曲としてまさに今、聴き倒してほしいですね!!
Charli XCX
「New Shapes”[ft. Christine and the Queens and Caroline Polachek]」
チャーリーは昨年出たアルバムがめちゃくちゃ良くて、2020年のベストに選ぼうか迷ったくらいだったんですけど、泣く泣く外して。
というのも、私的にはその前のアルバムで出たクリスティーンとの曲「Gone」が大好きすぎて、それに引きずられてたんです。
で、今回また再タッグ!しかもそこに私が別の曲でもハマってたキャロライン・ポラチェックも参加して三つ巴が!!ということで、このリリースを心待ちにしていました。
で、この曲が本当にいいです!!チャーリーの80s系の趣味良さ万歳で本当にコラボが上手いというか、どのアーティストに対しても絶妙な完成度で仕上げてくるのがたまらないです。SNLのパフォも楽しみにしてたのに、コロナでいきなり当日キャンセルー!!(トム・ハンクスとかいいからチャーリーにパフォさせてほしかったわ。。。)
楽しみは来年にお預けですが、めちゃくちゃ楽しみです!チャーリーのアルバムも楽しみにしています~♪
Måneskin「MAMMAMIA」
出た!今年を代表するロックバンドになったマネスキン!いきなりユーロビジョンで優勝っていう「また凄いところから来たな」って感じでしたが(笑)
で、どれどれってビジュアル観た瞬間に「絶対日本で人気出るわ!」と思いました。「ぜーったい好きだって!!」と思ったら日本だけじゃなくて世界中で人気出た(笑)
ただ私が本格的にハマったのはこのシングルが出てから。この曲、2000年代のインディ系ロックが好きだった人はみんな好きでしょ!
アークティックにストロークスにホワイトストライプス感満載の曲で、こういう曲待ってました!「凄くいい曲出たなー!」って感じでした。これなら私一点の曇りもなく推せるわ、と。自分が通ってきた愛するロックテイスト万歳なシングルで、ダミアーノのボーカルはもちろん、紅一点のエリザベスのベースも良きよ〜!ドラムのイーサンが私の推しです。あ、トーマスも好きだよ。
これからが楽しみですね~♪
Lil Nas X「INDUSTRY BABY」
サムネがもうね(笑)Lil Nas Xの面白さにハマったのは今年から。音からというよりなんていうか、気になることばっかりする人で(笑)
Twitterのつぶやきとか、音楽番組に出た時のパフォの面白さとか。凄く頭が良くてキレがよくてしかもウケるっていうか。間違いなく今年目が離せなかったアーティストの一人です。SNSの使い方が神ですね。今の時代、そういうところも大事だからね。
私が最高に面白かったのは、なんかのアワードでマイケル・ジャクソンの「リメンバー・タイム」のオマージュ的なパフォした時。超中途半端なダンスで(笑)でもそれが逆に好感でした!
で、この曲はもうリリース予告から面白くて。MCU作品の予告みたいにモンテロのMV使ったりして(笑)実際聴いてみると今までの彼の曲で一番良かった曲でした。カニエがPDしているのも面白かったですね。
「グラミーほしい」って誰よりも素直にアピールしてるので、本当にとっちゃうかもな~と思います(笑)
Caroline Polachek
「Bunny is aRider」
キャロライン・ポラチェックといえば、エレクトロポップのちょっとシャープな感じのアーティストなイメージで、前作のアルバムも結構好みで聴いていたアーティスト。
それが今年リリースされたこのシングルはもっとポップに振り切った曲ですごく聴き心地がいい曲だったんで驚きました!もう気に入っちゃって、何聴くか迷ったらこの曲を聴いてたような感じです。リピート率がすごく高かった曲ですね。
と思ったら、なんとピッチフォークがこの曲を今年のベストソングのNo1に選んでたんですよ!!驚きましたけど、「いいじゃーん!」って思いました。凄く期待値高いアーティストなんですよね。Charliの「New Shapes」にも参加しているし。
アルバムがとても楽しみなアーティストの一人です!
Sharon Van Etten & Angel Olsen
「Like I Used To」
この曲は今を代表するインディ系SSWの二人、シャロン・ヴァン・ノッテンとアンジェラ・オルセンが共演した1曲。
この曲最初聴いた時「なんていい曲なんだ~」としみじみ感動した曲でした。懐かしみを感じるロックサウンドに乗せる二人の声が美しくて。
サビのコーラスもとても良くて、なんか広大な大地感を感じさせるような。The Killersの新アルバムにも通じるような感じで。
特にシャロンの方は今年観たドラマ「メイドの手帖」で楽曲が結構使用されていて、「アメリカの女性を支えているアーティストなんだな〜」と実感することができました。
アンジェラ・オルセンも今まであんまりとっかかりがなかったんですが、この曲をきっかけに「ちゃんと聴いてみたいな」と思っているところです。
BTS 「butter」
今年、BTSはアルバムリリースがなかったのですが、この曲で2021年もしっかりと存在感をアピールしてましたね!!ほんとはアルバム欲しかったけど(笑)欲張りですみません。英語曲第二弾でしたが「dynamite」より確実にアップデートしてきた感じで。まずリリースのティーザーから「あ?butter?」って感じで全然曲の想像がつかなくて(笑)BTSのことだから変な曲なはずはないけど、もう私は敢えて考えないようにしました。リリースされたらあっという間に世界中に馴染みましたね。凄いわ〜!
あと思い出としては、全米バター協会が「butter」がbillboard100で1位をとるたびにめちゃめちゃ喜んでたことですね(笑)BTS、来年はアルバム出ると思うので楽しみにしてます!!
Kali Uchis 「telepatia」
この曲も今年めちゃめちゃ聴きましたね!!いい曲なのよ!この曲!カリ・ウチスのこの曲で、私彼女のことを大好きになってしまい(笑)Twitterアカウントをフォローしてるんですけど、ちょうどいいエロ感!!見てて楽しいです。オススメですよ(笑)
このまったりした曲調にカリのネチっこい歌がピッタリで、アレンジもちょっと近未来とレトロ感が絶妙だし。この曲もSZAと同じような感じでお世話になってたら二人のコラボ曲が出たから、たぶん私と同じような人がたくさんいたと思っとく(笑)
これ確かbillboard全米TOP10は確か行けなかったと思うんですが、「行けるか?」ってくらい売れましたね〜。
LISA 「money」
全米TOP10に行けなかったの「なんでやねん」と思ってた曲といえばこの曲ですよ!!
SpotifyのグローバルチャートではずーっとTOP 5くらいにいたのに!!BLACKPINKは今年ROSEとLISAがソロデビューしましたが、もう断然この曲に私はどハマりしました。
「すっごい狙いどころがいいな」と。私はM.I.Aを思い出して。ちょっとエキゾチックなトラックに、「今日も金稼いでやんよー!」って感じのLISAの歌がマッチしてて毎朝会社行く時に聴くのがお気に入りでした♪なのでこの曲は和訳付きの動画を貼っときますね(笑)
ちなみにカーディBの「money」も、あれはあれでドスとトラックがdopeすぎて大好きです(笑)並べて聴いても面白いですよ!
Taylor Swift, Phoebe Bridgers 「Nothing New」
ラストはテイラー・スイフト。昨年リリースされた2枚のアルバム「folklore」と「evermore」で奇跡が起きて私的大好きインディガールソングを出しまくってくれた彼女ですが、今年はかの有名になりすぎたスクーター・ブラウンとの因縁からリベンジを果たすべく過去作の新録リリースということで「red」を出したわけです。で、そこにスペシャルトラックみたいな感じでこの曲が。「またポップに戻ってしまうのかしら。いやだな〜」とか勝手に思ってたら、新曲のこの曲がめちゃくちゃいい曲で、しかも今をときめくインディロックガールの代表フィービー・ブリジャーズとの共演!フィービーは今年いったい何組のアーティストとコラボしたの⁈ってくらい大活躍。フィービーはこの曲のレコーディングで泣いたらしい。いい曲だもんね〜。私も泣くわ。テイラー、ポップに帰らないでー!!
というわけで、来年もどんな素敵な曲達に出会えるのか、楽しみにしています♪
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