
#10 音楽のはなし。
昨日Twitterに歌の音源をのせた。
このnoteは、私と音楽のはなし。
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好きな音楽ジャンルは数あれど、私が一番好きなのはバンドサウド。とにかくバンドが大好き。
若かりしころの父親がバンドマンでレコードを出していたらしく、物心が着くより前から家にはギター数本とピアノとキーボードがあった。
3歳から11歳までピアノを習っていた。
全く身になってないけど、音楽が常に身近にあるという生活の基盤はここからかもしれない。
13歳の頃ベースに出会って、隣のクラスの女の子から聴いてきてと椎名林檎のCDを全て貸された時から、私のバンドサウンド好きが始まる。
同じくして歌詞や詩も書くようになった。
友達がアコギで作った曲に言葉を乗せて遊ぶ。
彼女とは同じ高校に進学して、一年間だけ軽音楽部で一緒にバンドをやった。
ベースを背負って学校へ行く毎日。
でもそのうちありがちな自然解散をして、色々なことも重なり学校自体へ行かなくなった。
今みたいにSNSが盛んではなかった時代なので、
スタジオにメンバー募集のチラシを貼ってもらったり、募集サイトで連絡をとって人と繋がるわけだけど、当時の自分は劣等感の塊すぎて人と会っても当然上手くいかなかった。
覚えてないけど、かなりの数の人に会ったと思う。
結局、中途半端にやっていたベースをやめて歌を歌うようになった。
卒業してからは、中学からの友達がベースから入って最後はギターを頑張ってくれたり、
お世話になっていた楽器屋さんで知りあったベーシストの男の子と、サポートしてくれるドラマーさんとで数年バンドを続けた。
どうにもならない事情があってそのバンドも無くなってしまったけど、楽しかった記憶が強い。
その後は某動画投稿サイトで数年歌い手をやってみたり、何度かお世話になった楽器屋さん主催のライブバーに呼ばれて歌を歌ったりした。
音楽をMIXしてもらったり色々な人にお世話になっていたけど、基本的にひとりの作業。
楽しかったけど、何となくさみしい気持ちがずっとあって、その度にあぁ、バンドがやりたいんだなって思い知った。今でもそう。
人にまともに聴かせられるものじゃない気がして、
上手い下手以前に自信がなくて楽しめていない気もした。
スタジオの空気が懐かしい。
同時に音をだす、あの空気が好きだった。
音楽があまりに身近になりすぎていて、それを通して心の交流を図りたかったのかもしれない。
長く続くバンドって、本当に奇跡だと思う。
音楽も文章創作も始めたのは13歳。
自分と向き合うことが上手くできなくて、今まで何度ももうやめようって思ったけど。
大人になって、今になって、やっとやりたいこととちゃんと向き合えるようになった。
noteで出会った人らは本当に多才で、
ハンドメイド作家さんも多いし、本や電子書籍を出している人や、サービスを提供している人もいる。
みんな自分の長所をうまく使って、誰かの長所を引き出したりとても素敵な連鎖やサイクルを沢山見せてもらった。
今回の自粛期間、沢山考えた末にライターの仕事を受けまくってるわけだけど、それも今の自分にできる長所のひとつだと考える。
音楽が好きすぎて、逆に苦手意識が生まれてた。
でもやりたいならやろうって、思考がシンプルになったんだ。
また別で書きたいと思っているのだけど、
背中を押してもらえた出来事があったので。
これからは個人の時代になっていくし、クリエイティブな頭は使わないとどんどん錆びていく。
完成しないと人に見せられない症候群だったけど、
もう練習中でも表に出していくことにしました。
日々TLに流れてくるnoterの皆さんの取り組みと同じように、日々試行錯誤だなと感じて。
音楽と文章創作は多分自分から切り離すことはできない。
新しい夢は映像も作れるようになること。
トータルで結局、自分の感性を使って作品を作りたいというのは変わらない。
長年関わってきた割にちゃんと向き合えなかったツケが回ってきてるから、勉強し直さなくちゃな。
やりたいことはやろう!
夢や目標がある人を、私も応援したい。
お互いに頑張ってゆきましょう。