言葉をなぞる癖
語感が持つ素直な響きと、
その向こうにある奥行きが持つ響き。
あなたと私は同じ言語を話しても、同じ言葉をどれだけ持っているでしょうか。
胸に響くその音が、同じ音をしていたら
分かり合えるような
許しあえるような
そんな気持ちを互いに持てるのかもしれません。
沢山の言葉をあつめて、
あなたに飾り付けてみても
その行為にはなんの意味もないのかもしれない。
伝わる心があるならば、
同じ言葉を持たずとも 私たちは隣に居られるのかもしれません。
目には見えないものを信じ合う。
知らないうちに、誰もがその術を覚えていた。
私から
あなたから。
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