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探索者ダッシュボードを作りました
ご無沙汰しております。DIEです。
前回の記事から一年三ヶ月ぶりくらいの筆不精です。そして、初めての記事以来のマンション・オブ・マッドネス ネタです。
この度、CoLaboさんのご厚意により、第2版用の探索者ダッシュボードを作りまして、他にも欲しいと言ってくださる方がいらしたので商品化されました!
そんなめでたい記念に拙作のアピール記事を書いちゃおうと言う算段です。
商品の購入はこちら。
ダッシュボードとは?
ボードゲーム好きの皆さんなら十分ご承知でしょうが、「そもそも、ダッシュボードってなんやねん。クルマかよ」って方向けに簡単に説明すると、手札やトークンなんかをひとまとめに集約しておけるボードです。クルマのダッシュボード(計器盤)がそのまま転じてます。
で、話をマンション・オブ・マッドネスに戻すと、まぁ手元がわちゃわちゃするんですよ。クトゥルフ系協力型探索ゲームなので。アイテムとか呪文とか。あとダメージカードやSAN値代わりのトラウマカードなんかもあったりして。
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マップが広がる問題
さらに第2版はゲームを進めていく中でマップが広がります。
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ゲーム中どんな風にマップが広がるか分からないんで、手元のカード類を移動させてそこにマップを置くなんてことがよくあります。
その度にキャラカード移動させて、アイテム類移動させて、状態異常系カードを移動させて、トークンを移動させてと忙しいワケです。
ないなら作っちゃえ
ただでさえ手元がわちゃわちゃするのにマップが広がって手元を移動させる必要がある。最近のボードゲームはダッシュボード付いてるのにマンション・オブ・マッドネスには付いてない…。
ないなら作っちゃえ!!
デデドン(by Netflix)!
そうして作ったのがこの探索者ダッシュボードです。
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実は探索者ダッシュボードって海外ではもうすでに売ってるんですよね。
Etsyとか。「じゃあそこで買えばいいじゃん」なんですけど、お値段がちょっとお高い。あと輸送費。昨今の為替事情や輸送費の高騰で「追加で買えたじゃん」くらいする。
だったら自分で作ればイイじゃん。とデザインだけ作ってたんですね。
構想が1年半前。初稿デザイン作成が丁度1年前でした。
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デザイン完成時はレーザーカットしてくれる業者さんに見積り出す所まで行ってたんですけど、いかんせん高すぎた。ビビるくらい。そんなら他のボードゲーム2~3個買うわって金額でした。しかも1人分で。え?これ×5なの!?みたいな。
ラブクラフト・ストーリーは突然に(古い
で、何かの機会で実現すりゃいいやくらいの感じで寝かせてたんですけど、事態は急展開です。
マンションオブマッドネスの自キャラダッシュボードをずっと作りたいと思ってたので完成したらお願いしても良いですか…? https://t.co/wphH7esmjT pic.twitter.com/tadjgJGBdL
— DIE@Vector RE:ORC (@dying_dead) February 2, 2024
DIEさん製作依頼検討ありがとうございます。
— CoLabo (@CoLabo_jp) February 2, 2024
マンションオブマッドネスは当店保有していないため現物合わせができませんがそれでもよろしいでしょうか?
店舗で保有していないボードゲームについての製作についてはhttps://t.co/lyeGqiAUQL
こちらのページをご参照願います。
その後、DMでやりとりをさせていただいて、データを修正したりしつつ、見事お手元に届いたのでした。
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ただ、作ってみたのは良いけど、大きすぎるとか強度的に不安な箇所があったりで課題が顕在化しました。
改修すればいいじゃん
ということで、気になる箇所を全て修正してCoLaboさんで販売されるデータはv4.2が基になっております(この記事の写真は全てv4.1です)。
幅247mm、奥行170mm、高さ5mmのMDFボード2層式で、横向きのB5紙(257mm×182mm)より少し小さいくらいです。
レーザーカットの為、多少の誤差が出るのはご了承くださいね。
ご注意ください
商品は2層が接着されていない状態で届くので、ご自身で貼り合わせを行ってください。CoLaboさん側で接着作業までするのは酷すぎるのでご理解ください。
接着は100均で買える木工用ボンドで問題ありません。不器用な自分は大変なことになりましたが、器用な嫁がリカバリしてくれて事なきを得ました。
嫁は小皿に出したボンドを少しの水で溶いて、1層目の裏面にだけボンドを塗って貼り合わせていました(商品化するとは思ってなくて写真撮ってません…すみません…)。筆も100均ので十分です。
ボンドが乾燥するまでは平らな場所に置いて、上から重石を載せておくと奇麗に定着します。
余談
以上でおおよそのことは書けたと思いますので余談です。
v4.1とv4.2の違い
先ほども「この記事の画像はv4.1で、実際の商品はv4.2になる」と書きましたが、大きな違いはレベルアップトークンの直径サイズが変わります。ダッシュボードのスペースが直径18mmなのに対して、v4.1はトークンサイズが直径16mmでした。ハマって出てこないのを危惧して16mmにしたんですが、実際に嵌めてみると全然余裕じゃんビビって損したわとなったので、v4.2では直径17mmに変更しました。
ホントはゲーム付属のトークンを差し込めたら良かったんですが、ダッシュボード全体のサイズや強度を考慮すると18mmが限界でした。
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ヘルス&サニティカウンターはもちろん付属しません。
前述のEtsyで売ってるので買うも善し、もっと探せば3Dデータが配布されてるので、ご自分で出力して塗装するも善しです。雰囲気出るので大好きです。
最後に
マンション・オブ・マッドネスにドハマりしてしまって、秘かに「日本で一番リッチなマンション・オブ・マッドネスができる」を目標にあれこれ整えてます。
自分自身でも趣味が多すぎると自覚してるので、時間はかかると思いますが、また色々手を出してアウトプットしたいと思いますので、こんな酔狂な奴もいるんだなと頭の片隅ででも覚えていただけると嬉しいです。
それでは!