あの日以降、この数日間とても眠い日が続いている。
ずっと引き籠っていた森の外側へ少しだけ足を伸ばして、ようやくたどり着いた懐かしい陸地は既に私の知らない世界へと変わっていた。
ふたつの現実が私を真ん中に、左右に分かれて行く。
右側は現在そして現実、そしてもう片方はどの時間軸かは分からないもう一つの現実。人は左側を空想、右側を現実として認識する生き物だけど、私にとっては双方のどちらも同じ現実としてフューチャーされる。
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