名もない星が一つ、地上へと降りて行った。神々から許可が下りたので、もう一度そこからすべてをやり直したいと彼女は云った。

若い夫婦が住む家。そこは百年前に最後にいた場所。
 
誰かの記憶が溢れ出て、若い母親の頬をとめどなく伝い降りて行く。
もうすぐ彼女が還って来る。
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Didier Merah(ディディエ・メラ)
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