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The Coming of Souls

続いて行く真昼の夢..
日向と影の間に立ちのぼる
淡い陽炎は私。

かたちのない心をたずさえた光の精が
「ここ..」と指さすその場所に、

言葉を持たない温かなかたまりが既に生まれている。


いのちの終わりと始まりとが
静かに交差する瞬間。

受け継がれる歴史をいま、

確かに、
この手に..☆

あとがき:
2017年8月18日から19日未明、殆ど何もせずにコーヒーを飲み食事をしただけの一日半。その間私は幽霊のように、色々な次元を彷徨った。

瓦礫の跡地となったEden、白い湯気だけの空間であるホワイトルーム、そして記憶の中のリラ星など..。
そして此方側に戻って来た時、肉体のない世界よりもずっしりと重たい重力の中に感じた安らぎを文字に代えて行く。

ひとふしの歌が生まれた今朝 未明のこと。その歌はあの「Ragnarok」を経て、もしかすると誰かに手渡される可能性を秘めて今、楽譜にそっと息を潜めてる。

全ての言葉が魂へのラブレターだとしたら、この詩もいつか誰かの心に降りて行く。
そう願ってやまない夏の休暇の最後の瞬間を私は、幾多の魂たちの帰還を見届けながら祈りを捧ぐ。


written by Didier Merah


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