日本最古の災害文学「方丈記」を漫画で読んだよ(´∀`)
本日は気楽に漫画を読みましたよ(´∀`)つ「漫画方丈記 日本最古の災害文学( by鴨長明 (著), 信吉 (イラスト) )」
方丈記には「火災、飢饉、大震災、合戦、遷都」という著者が体験した厄災のことが淡々と書かれているよ(´∀`)災難に遭いすぎなのが、まるで今の世の中のことを語ってるよう(´∀`)では以下3つにワードを絞ってメモメモ
◾️3つのメモ
(1)この世はとても生きづらい
「富と権力があるものは欲深く、孤立している者は軽んじられる」
「人に縋れば自由を失い、人に尽くし愛情を注げば執着が生まれる」
「世のしきたりに従えば身動きが取れなくなり、従わなければ狂人と見られよう」
「財産があれば、失わぬかと心配し、貧乏ならば、恨む心が強い」とのこと(´∀`)
ほんと今も昔も生きづらいのは変わってないのね(´∀`)テクノロジーっていくら進化しても根本的な解決とは関係ないのかしら(´∀`)?
(2)私の芸は拙いが、人を喜ばせるためでなし
著者は山奥に方丈の庵(シンプル快適ワンルーム)を作って、その中を「生活の間、仏道修行の間、芸術の間」に仕切って生活していたらしいよ(´∀`)芸術の間では琵琶や琴を「好きに演奏し、ひとりで楽しむのみ」と山の情緒と穏やかな生活を晩年は過ごしたみたい(´∀`)時代先取りのFIREかしら?ちょっと憧れるよね(´∀`)
(3)三界唯一心(心の持ちよう)
仏教の教えに三界唯一心(何事も心の持ちよう一つで決まる)というものがあるらしいよ(´∀`) 心が安らかでなければ、宝も立派な屋敷も意味をなさない(´∀`)便利なはずのテクノロジーも、使いようによっては心を乱すだけだもんね(´∀`)気をつけなくちゃ
◾️一言まとめ
「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」
全てのものは移り変わる(´∀`)諸行無常、諸法無我はやはり変わらぬ真理ですな(´∀`)