見出し画像

今日から月が変わる。昨日はハロウィーンだったけれど、ロックダウン中のここでは当然、仮装した子どもたちのトリック・オア・トリートに練り歩く姿は見られなかった。。。のだけれど、、その前日、仮装した大人たちが、ロックダウン反対の抗議集会の中に、子どもをさしおいてちらほら。

ワクチン接種率国内90%達成を目標に、この街はロックダウンが続いている。現時点で、2回接種済みは75%に届くところまできている。ロックダウンが始まったのは8月半ばで、それからワクチン接種はどんどん進んできているのに、陽性者の数はいまだ落ち着かない。昨日は140人を超える陽性者が確認されている。国境も閉じて、ロックダウンもして、ワクチン接種も進んでいるのに、なぜだろう。日本人と違ってマスク着用に抵抗感のある文化で、衛生意識も日本人とは比較にならないこの国で、ワクチン接種率が90%にさえ到達すればもう安心、といった印象を与えかねない政策では、ロックダウンにはうんざりしているものの、これからには安心感がもてない。
前職退職後、アルバイトをすることになっている小売雑貨店は、対面販売だけのビジネスなので、ロックダウンが始まってからずっと営業停止中。クリスマス前は超繁忙期で、店舗が入っているショッピングモールも遅くまで開いているので、この店も深夜まで営業するからそれまでに仕事覚えられるように、と言われて9月から働くことになっていたのに。。。
ロックダウンが明けたらもういきなり超繁忙期、それに加えてロックダウンのストレスからショッピング熱が高まった人たちがどれだけ押し寄せてくるのか想像すると、コロナ陽性者と接触しないで過ごせる気がしない。
ワクチン接種2回済みでも、この私が感染して重症化しないという保証はどこにもないのに。。。
ワクチン証明システムを導入して、いろんなところで接種済み者と未接種者を選別する「ワクチンパスポート」的なものを導入するようだけど、従順に従う人ばかりではない、問題はいつも現場で起こる。
つい先日のロックダウン抗議デモには5000人規模の人が集まって、その近くのテイクアウトフード店では「マスク着用」をお願いする看板がしてあるのに、マスクもつけずに買いにきて「コロナにかかってない」ことを主張して店側に文句を言ってトラブルになったとのこと。。。店員にはなんの非もない、ただ雇用主の指示に従っただけなのに。
ワクチン接種を半ば義務のように推し進められ、接種率を盾にロックダウンを命じられ、人々はどんどん分断している。。。と、こんな私の手に負えない壮大なことを心配している余裕があるなら、職探し、英語面接の準備をすればいいのに、と自分に言う。

サポートをご検討してくださっているとしたらとってもありがたいです。でも、どうぞご無理のないように。。。 (ちなみに、記事で有料にしている部分は、個人的な情報がかなり含まれているからです。)