Teamsクラスノートブックを授業で活用する　特別授業実施「ウクライナ情勢」

　Teamsクラスノートブックを授業で活用します。

　緊急に特別な授業を実施しました。「ウクライナ情勢について」です。
　いくつかの方法が候補となりましたが、最終的には「自分で問いをつくり、その答えを出すために調べて１枚のポスターにまとめる」という形にしました。もちろんポスターといっても、クラスノートブックのシートを使ったデジタルなものです。

　過去にはイラク戦争や同時多発テロの原因をパワーポイントで解説する等の授業を行ったこともあります。
　しかし今回は、「自分で問いを立てること」「問いの答えを自ら調べてまとめること」を最重要視した授業としました。iPadはそれらを可能とするツールだからです。

　正に現在進行形で起こっている「核保有国による侵攻」という衝撃的な事象について、関心のない生徒はいないはずです。やはりいつにも増して真剣に取り組む様子が見られました。

　用意できた授業は２時間と少ししかなかったため、全員が完成できたわけではありません。（未完成の生徒には春休みの宿題となりました。）また発表するまでにも至りませんでした。
　せめてまとめた内容を共有するため、クラスノートブックの共同作業スペースに完成したシートを画像化して貼り付けてもらいました。これにより、完成したシートについては、クラス全員が見ることが可能となります。

　問いとしては、侵攻の原因に関するものが多かったです。NATOや国連の対応にスポットを当てた生徒もいれば、私たちができることは何か、という問いもありました。

　詳しく知ることで、考えは深まっていくものです。今後の世界を担う子どもたちが、世界を望ましい方向へ進めるための思考を育てるための一歩になることを願います。
　ウクライナに一日でも早く平和な日々が戻ることも。

　ここまでお読みいただきありがとうございました。