#280 テディベアーズデー
本日10月27日は、アメリカ第26代セオドア・ルーズベルト大統領の誕生日にちなみ制定されたテディベアズ・デーです。
政治家としての業績と同じくらい、軍人、作家、ハンター、探検家、自然主義者としての名声も併せ持っています。
ある日、ルーズベルト大統領は趣味の熊狩りに出掛けるものの、大統領自身は獲物をしとめることができなかったそうです。
しかし、同行していたハンターが弱っている小熊を追い詰め、最後の一発を大統領に頼んだところ、「瀕死の小熊を撃つのはスポーツマン精神に逆らうこと」として子熊を撃ちませんでした。
このエピソードが同行していた新聞記者により記事になると話題を呼ぶことになりました。
後にニューヨークの玩具メーカーが熊のぬいぐるみを作って販売する際に、このようなエピソードから敬愛の念を込め、ルーズベルト大統領の愛称だった「テディ」と名付けて発売を開始しました。
さらに、同時期にいろんな玩具メーカーからも大量の熊のぬいぐるみがアメリカに輸入販売されたのと合わさり「テディベア」の名前が一気に広まったとされております。
そんなテディベアズ・デーでは、世界中で心の支えを必要とする人たちにテディベアを贈る運動が行われており、同運動には日本も参加しております。
テディベアズ・デーは小熊の命をすくったセオドア・ルーズベルト大統領のやさしい気持ちを思い起こし、 家族や恋人、親しい友人という枠からもう少しひろげて、「 "Thinking of you"(あなたのことを思う気持ち)をテディベアを通して伝えましょう。」という日としていきたいと考えています。
あなたはテディベアを通してどんな気持ちを伝えますか?